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☆YOU2015年4月号 高台家の人々第24章☆

高台家24-1
(ネタバレになります まだ知りたくない方はここでページを閉じて下さいネ)





     木絵;((和正くん なんとなくヘコんでる  何かあったのかな?  あ もしかして ))


   高台家24-2


  高台家24-3



      和正;((考えてみれば ひどい不公平な話だ
          でも確か 猫がすごい奴で長靴をはいて大活躍して
          三男を王様だか大金持ちにするんだったよな))


     『 三男と猫は 貧しくとも仲良しで 何でも二等分にして分けあいました

       二等分については 猫は一ミリも譲りませんでした 』



     和正;((何それ ものすごく荒んだ雰囲気じゃないか))


     『 しかし 食べ物は どんどん減って とうとう底をついてしまい
    
       ある晩 猫は 牛皮でできた三男の長靴を食べました 』


       

   高台家24-4



     和正;((なに その悲惨な話  三男がかわいそすぎるだろ))



     高台家24-5



木絵 「お母様をお家で降ろして 今 うちまで 送ってもらってるとこ」

光正 「そう よかった」

木絵 「あ もう着いた」


木絵 「本当に ありがとう」

和正 「いえ」

木絵 「お休みなさい 気をつけて」

和正 「それじゃ」

     和正;((―――って ヨシマサのやつ 何を持って帰ってきたんだよっ くそっ 気になる
         だいたいどうして 長男だけ立派な服なんだ へんな妄想ばかりして・・・
         俺は別に ヘコんでないし  ヘコんではない・・・けど 少し迷ってる))



茂子 「あんたは純が 10年間ず――っとみっちゃんを好きだったこと百も承知でしょ
    純がこっちがダメならこっちなんて 切替えられるような器用な人間じゃないことも」



     和正;((わかってるよ))


茂子 「いいかげんな気持ちで純に近づくな!」


     和正;((わかってるってば  そもそも俺は
         斉藤 純がしぶとく一途に兄貴に恋してるのを面白がってたんだから
         ―――とはいっても))


     純;((似てる・・・!! やっぱり似てるな―― やだ―― ドキっとしちゃったよ))


     和正;((いつまでもぐずぐずこんなことばかり考えてる彼女にイラつくこともあって))


和正 「純先生は―― 彼氏 できたの? 合コンとか・・・ 行ってる?」


     和正;((意地悪を言ってしまったりする))


     純;((和正くんって・・・ いったい どういうつもりで 私と会ってんだろ・・・))



     和正;((そして昨日も))





   高台家24-6



     純;((え―――― なにあの笑顔  光正さんの あんな顔 初めて見る
        いつも優しげな おだやかな笑顔は 浮かべてたけど
        何 話してんの  平野さんって 実はすごく話の面白い人なのかな
        ぜんっぜん そんなふうには 見えないけど))




   高台家24-7



     和正;((まったく バカじゃないか俺
         ほかの男(しかも兄)を忘れられない女なんて 人の心が読めるテレパスには
         最悪の相手じゃないか  何を好き好んで こんな めんどくせーこと 
         女なんて 星の数ほど いるとゆーのに))





和正の職場―――

和正 「おはようございます」


   高台家24-8


女子社員1「高台くん  先生 直接現場に行って4時頃来るそうよ
      こっちは あなたに任せるって おっしゃってたわ」

和正 「わかりました」

女子社員1「すごいわねェ 一番新米なのに 先生に信頼されて」

和正 「いえいえ」

     女子社員1;((超イケメンな上に 才能もあるなんて
             今の彼氏 一応キープしてるけど 高台くんを落としたら
             さっさと捨てて 乗りかえちゃうんだけど))

     和正;((彼氏 気の毒な))


もう一人の地味目な女子社員が コーヒーを入れてくれた

和正 「あ ど―――も」

女子社員2「あ あの が 頑張って下さい」

和正 「サンキュ」

     女子社員2;((うれしい!! 高台さんと話した ステキな笑顔 見れた
             それだけで一日幸せ ハッピーデイ
             でも実は 今日 朝4時に起きて お弁当作って来たんだけど
             愛と純情と夢と未来を表現したお弁当
             なんとか 勇気を出して 食べてもらいたい!!))

     和正;((かんべんしてもらいたい))


お昼12:00を過ぎること数分・・・
女子社員2が ガタンと席を立った

女子社員1「高台くーん 駅前の新しいイタリアンのお店行かない?
      けっこう評判いいみたいよ」

和正 「いーですね 行きます」


二人連れ立って行く姿を見て 落ち込む女子社員2・・・

     和正;((ごめんね 重いのは 苦手なんだ))


外を歩いていると 女子社員1が腕を組んできた

和正 「ダメですよ 彼氏に悪いでしょ」

女子社員1「そんなのいないよ―――」

     

   高台家24-9


     和正;((女なんて 星の数ほどいるとゆーのに
         見たいのは あの めんどくさい顔ってのは どうしたものか))



  「ごめん今日は行けない 急患のネコちゃんが来て目が離せなくて」

和正  「そう」


  「入院中のワンちゃんが 容体が悪化して 出られそうにないの」

和正  「わかった」


  「年寄りのネコちゃんが危篤で」


  「今日手術したばかりの 目を離せないワンちゃんがいて 今日は行けないのよ」

和正  「そう わかった お疲れさま」

     和正;((ワンちゃん ネコちゃんで 4回も断られると 
         さすがにこれは 俺に会いたくないってことだろう  もう 連絡するのはやめる

         と 決心した日に ヨシマサがいなくなった))


和正 「いないって また どこかに 閉じ込められてるだけじゃないの?」

メイド「いいえ! 昼頃気がついて 隅から隅まで何度も探しました! お庭も
    申しわけありません!!」

和正 「・・・いや 俺が自由にさせてたから
    あいつは 塀を越えて外には行かないだろうと思って・・・  とにかく探してくる!!

     和正;((―― それから いろいろ手を尽くして みんなで毎晩探し回ったけど
         見つからないまま 一週間が過ぎ ちょっと絶望的な気分になりかけた))

ヨシマサが見つからず絶望的な気分で 公園のブランコに座る和正・・・ するとそこへ

  「和正くん! ヨシマサくん 見つかったよ」

和正 「ヨシマサ お前!! 何やってんだ!! どこ行ってたんだよ!!
    なんか 逆に前より 太ってるし」

  「この2~3日は うちの近くの公園にいたみたい
    さっき 近所の人がうちに連れて来たの 公園ののら猫にエサやってるおばさんで
    これは絶対 のらじゃないからって
    心配してると思って 電話したんだけど」

和正 「あ ケータイ 置いてきた」

  「しーちゃんには 連絡しておいた」

和正 「ありがとう・・・」


   高台家24-10


     和正;((あれ見たの!?))

  「あ じゃ私これで まだ仕事中だし」

     和正;((ワンちゃんの話 本当だったんだ  会いさえすればわかったのに))

和正 「待って ちょっと家まで来て こいつ置いたら送って行くから」

  「え いいよ いいよ」

和正 「来て」

そう言って 純の手をとって歩きだす和正

     純;((光正さん 帰ってるかな))

     和正;((なんてことを 彼女はまだぐずぐず考えてたけど 気にしないことにした))


   高台家24-11

【第25章へ続く・・・】
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