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☆ココハナ2015年7月号 アシガール第四十一戦☆

アシガール41-1
(ネタバレになります まだ知りたくない方はここでページを閉じてくださいネ)





アシガール41-2


阿湖姫「おお なんとあっぱれな働きじゃ」

  「いや~~」

     唯;((でも ガールズトークで戦の手柄話する女子高生は私ぐらいだろ・・・))


お茶を飲み終わり歩き出す二人―――

阿湖姫「唯之助は行(ゆ)く所があるのであろう」

  「はい あやめさんという人に借りっぱなしのヅラと着物を返さなきゃならなくて」

阿湖姫「何処じゃ?」


アシガール41-3


唯は家に立て掛けてあった竹ざおをつかんだ

  「ちょっとォ!! 何やってんの!!

うおおおおおおおおと掛け声をあげながら 阿湖姫を抱えている敵に向かって走って行った唯


アシガール41-4


周りを見ると 奴らの仲間らしき人たちが・・・

     唯;(( げ!! あいつらも仲間!?   ひいいいいいい ))

  「こっち!! 走って!!」

唯は阿湖姫の手をつかんで走った―――


怪しい奴1「いたか?」

怪しい奴2「いや」

怪しい奴1「この辺りに逃げ込んだはずじゃ しらみつびしに探せ」

怪しい奴2「はっ」

  「・・・・・・・」

     唯;(( まずい!! このままじゃすぐに見つかる ))


アシガール41-5


  「私が姫のふりして走り出して あいつらを引き付けますから
    姫は その隙に逃げてください」

阿湖姫「さ・・・されど それでは唯之助が曲者らにつかまるのではないか」

  「つかまるもんですかー あんな短足のおっさん達に追いつかれたりしませんて」


アシガール41-6


自分の失敗に気づき焦る唯・・・

  「ま・・・それはそれとして とっ とにかく今は説明してるひまないんで 早く脱いで下さい」

阿湖姫「・・・わかった」


それぞれの着物を交換して着替え終わり、唯は阿湖姫をワラの中に隠して・・・

  「それじゃ しばらくここでじっとしてて下さいね
    あいつらが完全にいなくなったら お城へ戻るんです」

阿湖姫「唯之助 すまぬの・・・  必ずや無事でいてくだされ」

  「オーケー オーケー」

唯はワラを阿湖姫の頭にかぶせて 完全に見えないようにして外へ出て行った



怪しい奴1「いたぞ!!」

怪しい奴2「おおっ 阿湖姫じゃ!!」

  「 シャ!!  あ~~~~れ~~~~ 誰か~~~助けてたもれ~~~」

敵に背を向けて走り出す唯――――

怪しい奴1「くくく 女子(おなご)の足で無駄なことを」

怪しい奴2「いやいや 姫様にしてはよい度胸じゃ」

怪しい奴1「面白いわい じわじわと追い詰めてやろうぞ」



怪しい奴1「ハァハァハァ 何じゃ・・・あれはっ」

怪しい奴2「何故じゃ・・・ 何故 追いつけぬっ」

怪しい奴1「速いっ・・・ 何という速さ・・・」

怪しい奴2「き・・・鬼女(きじょ)じゃ 妖怪・・・じゃ」

  「ひゃ――― 想像をはるかに超えた遅さだ
    やつらが私を見失わないように ゆっくり走ってやってるのに」


アシガール41-8




夜になり 黒羽城では・・・

アシガール41-9


若君 「おられぬ?」

姫の家臣「昼頃より 姫の姿が見当たらずお探ししましたが どこにもおられません」

侍女(かめ)「ほんのしばらく目を離しました隙に・・・ 申し訳ございません」

若君 「小平太」

小平太「はっ」

若君 「急ぎ探索の者を城下へつかわせ」

小平太「はっ」

若君 「源三郎は 今一度 城内をくまなく探せ」

源三郎「はっ」

侍女1かめ殿!! 阿湖様がお戻りになられました!!」

姫の家臣「おおっ まことか!?」

走って来たのか 阿湖姫は はぁはぁと荒い息をして侍女にささえられながら戻ってきた

侍女(かめ)「 姫様!! まあっ そのなりはいったい……!!」

若君の前に コトっと座る阿湖姫・・・

阿湖姫「忠清様・・・」


アシガール41-10


阿湖姫「されど・・・ 追手に迫られ 唯之助は私と着物を取り替え 敵の囮に・・・」

若君 「・・・して 唯之助は今 何処(いづこ)に?」

阿湖姫「わかりませぬ あまりに恐ろしゅうて 長い時 その場を動けずにおりました・・・」

若君 「源三郎! 太刀を持て!」 

立ち上がり 急いで家臣に命を出す若君

源三郎「は!」

小平太「若君 お待ちを  いかがなさるおつもりでござる」

若君 「知れたこと 唯之助を探しに参る」


アシガール41-11


小平太「参るぞ! 若君に続け! 遅れるな! 決して若君を見失ってはならぬ!」

家臣 「ははっ」

あまりの若君の剣幕に驚く阿湖姫・・・

     阿湖姫;(( 忠清様・・・? ))

侍女 「姫様 お召しかえを」



夜の城下――――

アシガール41-12


小平太「かように当てもなく駆け回りましても 意味無きことにござる
    もし 唯之助が逃げおおせておれば いずれ 城へ戻って参りましょう
    また もし 敵の手に落ち 連れ去られたのであれば すでに領内にはおりますまい」

家臣 「いや 連れ去られたはずはありません」


アシガール41-13


阿湖姫「忠清様っ どうか・・・ お許しくだされませ
    阿湖が・・・城を出たいと唯之助に無理を申したのです かような仕儀に成ろうとは・・・」

若君 「いや・・・ もうそのことはよい
    それより 阿湖殿は高山と面識がお有りか?」

阿湖姫「一度も会(お)うたことはございません」

若君 「左様か」


アシガール41-14

【第四十二戦へ続く・・・】

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