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☆YOU2015年6月号 高台家の人々第26章☆

高台家26-1
(ネタバレになります まだ知りたくない方はここでページを閉じて下さいネ)




高台家26-2


光正 「・・・・・・・」

     光正;((あれ?))

     茂子;((みっちゃん 道に迷ったの!?))

     和正;((みっちゃんが道に迷った!!))


高台家26-3


中学2年の夏休み
その頃の僕は とにかく人間嫌いになってて 一人になりたいと思っていた
別荘の近くの森でしつこく付いて来る妹と弟をまこうと歩き回ってるうちに
道に迷った




夜になり あたりは暗くなってしまった

     茂子;((ほんとに夜になっちゃった))

     和正;((10時間くらい歩いてるよね))

光正 「ここにいよう こういう時は動き回らない方がいいんだ」

茂子 「え―――― やだ―――」

     茂子;((じっとしてると怖い・・・))


高台家26-4

茂子 「・・・・・でも 魔法使いのおばあさんがいたりして・・・・・」

和正 「魔法使いって ぷぷっ

     和正;((いるとしたら))

和正は窓からのぞいて見ている幽霊を想像した

茂子 「やめてよ バカ!!

和正 「何も言ってませんー」

光正 「森を管理してる人だよ」

     光正;((おそらく役場を定年退職したおじさんだ」

     茂子;((みっちゃん つまんなーい))

     和正;((想像力が全然ない よね))


高台家26-5


家の中の人「どなた・・・ですか?」

光正 「すみません 森の中で道に迷ってしまって」

     家の中の人;((・・・・うそじゃなさそうね))


高台家26-6


     女の人;((わあ きれいな子  目が青いじゃない))

光正 「電話ありますか? お借りしたいんですが」

     光正;((こんな森の中に一人で住んでるのか・・・・・・
         魔法使いのおばあさんには 見えないけど))

女の人「ええ いいですよ」

     光正;((ただの 人嫌いのおばさんかな))

     女の人;((失礼ね 誰がおばさんじゃい! まだ29だよ))

     光正;((あ すみません))

     女の人;((まったく これだからガキはっ))

     茂子;((みっちゃんたら 失礼よ おねえさんでしょ))

     和正;((29歳か… ギリおねえさんで許せるかな))

     女の人;((はぁ!? 余裕でしょ!! 余裕でおねえさんでしょ!!))

そう思いながら和正をにらみつけた

     和正;((あ すみません))

女の人「まったく・・・」

ここで女の人は はっと気がついた


高台家26-7


     茂子;((おねえさんも頭の中でお話できるのね))

     光正;((驚かせてすみません))

     和正;((僕たち 餓死寸前なんです))

     女の人;((嫌っ!! やめて!! やめてよ―――――!!))

女の人は混乱したのか 家の中に入ってバタ―――ン とドアを閉めてしまった

     茂子;((え――――っ どうして――――))

     和正;((児童虐待))

     光正;((しばらく 落ち着くのを待とう))


もちろん 僕らも驚いたけど 彼女のショックは大変なものだった
自分の頭の中を人に覗かれたのは初めてだったから




ガチャッ とドアがあいて 女の人が出てきた

女の人「いいわ・・・ 入って」




佳穂 「管理小屋の春田佳穂です もう暗いですし お子さん達も疲れてるようなので
     明日の朝送って行きます ・・・はい」

光正 「すみません お世話になります」

佳穂 「いえ・・・ いいのよ」

     佳穂;((いや よくないけどしょーがないじゃん
         しかし何なの こいつら 魔物のたぐいじゃないの))

     和正;((いいえ 人間の子供なのでおなかへりますよね))

佳穂 「ああっ そーだよね ちょっと待って」


なにやら 大盛りの料理が ドン とテーブルに置かれた


高台家26-8


     光正;((あ 意外と))

     茂子;((見た目よりおいしい))

     和正;((心底 ほっとしたね))

     佳穂;((信じられない  
        こんな… 人の心が読めるなんて人間 私だけだろうと思ってたのに 3人もっ…))

     和正;((僕たちのおばあちゃんもです))

     佳穂;((4人も!? もしかして うじゃうじゃいるの?))
        
和正 「あの おねえさんは どうしてこんな所に一人で暮らしてるの?」

佳穂 「だから それが仕事なのよ この森の管理人
    自然が大好きで 自然の中で暮らしたいの 森の動植物を守るのが生きがいね」

     高台3人;(( ・・・・・・・ ))

佳穂 「・・・ま まあ 動植物には正直興味ないんだけど
    ・・・・・・・ 人間関係に疲れたというか 人のいない所で一人で暮らしたかったからよ」


高台家26-9


     茂子;((一番の理由は男の人と別れたからね))

     和正;((失恋が原因で森にこもったんだ))

     光正;((いや そう単純なことじゃなさそうだけど))

佳穂 「 やめて!! 勝手に人の頭の中を覗かないで!!

光正 「すみません」

     佳穂;((とは言っても こんなせまい場所で一緒に居れば 無理だよね
         いやでも 相手の考えが入って来る・・・))

佳穂 「そうか~~~ 自分の考えが相手にわかっちゃうって確かにやなものね
    あの人の気持ち 少し・・・わかった
    私・・・ ドジったの・・・ 彼の前で大失敗しちゃったの!!」

     光正;((バレてしまったんですね))

佳穂 「頭の中で会話するの慣れてないから混乱するわ 順を追って話すから聞いてくれる?」


高台家26-10


佳穂 「何が何だかわからなくて 自分が他人(ひと)と違うことも気付いてなかった
    自分が精神的に病んでいて 人の心が読めるという妄想してるのかもとか思ってた

    だから 人と話すのが怖かったし 人の本音を知って傷付くのも怖かった
    だから ずっと一人で他人と深く関わらないようにして・・・

    それでも 父に心配かけたくなくて 学校を卒業して 何とか就職もした
    こうして 一生 一人で生きていくんだろうなぁ と思ってた

    ―――けど  そんな私に恋人ができた

【第27章へ続く・・・】
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こんにちは(*'▽')

ネタバレありがとうございます(≧▽≦)

また違った切り口から展開しましたね♪
小さい頃の3人可愛いです(*´▽`*)

ムムム

こんにちは

コミックスが発売されるまで待ちきれないので、
「高台家・・・」「アシガール」の更新を毎月楽しみにしています。

今月は3人の子供時代・・・新たな秘密があかされるのでしょうか(*^_^*)

Re: こんにちは(*'▽')

しなこ様
こんばんは~v-392

今回は全く木絵ちゃんの出番のない
高第3兄妹弟の子どものころのお話でしたねー
うんうん 3人のもカワイーですv-238
この後 どうなるんだろ~ 楽しみです♪

Re: ムムム

はにほ様
こんばんは~v-392
コメントありがとうございます
高台家&アシガールの更新を楽しみにしていただけてうれしいですv-344
とってもはげみになります

今月のお話は3人の子ども時代でしたね
どういう展開になっていくんでしょう・・・
光正さまの人間嫌いが少しでも温和されるといいなぁ~v-22
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