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☆別マ2015年8月号 ReReハロ#29☆

(ネタバレになります まだ知りたくない方はここでページを閉じてくださいネ)




夜 早川家の夕食時・・・

食事を終えた塁が ガタと席を立った

  「ごちそうさまでした」

使った食器をシンクへ運び 水に浸した

リリコ「もういいの 塁? おかわりあるよ?」

  「おなかいっぱい」

そう言って 塁は部屋に行ってしまった

     リリコ;((あいかわらず塁は少食だ・・・))

するとそこへ

雷太 「ただいま――――――!」

リリコ「雷兄 おかえりー ごはんできてるよ」

雷太 「オレ 新作カップ焼きそば買ってきたからそっち食う! お湯沸かして! 」

リリコ「  」


雷太は焼きそばを食べながら 向かいに座るリリコが読んでる本を見て言った

雷太 「 『ボリュームごはん』?  なにそれ また晩飯バイトの研究?」

     リリコ;((  あ  ))



    「エツコが来れるようになったんだよ」




     リリコ;((もう 必要ないんだった   クセでつい……))

雷兄 「んー やっぱ足んない! リリコ ご飯出して!」

リリコ「今頃!? もう片付けちゃったよ 

雷兄 「早く 早く   チャーハン チャーハン 」





翌日 学校が終わって湊のマンションまで来たリリコ
しかし 湊を訪ねるわけではなく 側にある店の看板に身を隠し ソロリと様子を伺っている・・・・

     リリコ;((――――噂の『エツコさん』が 今ここに))




    「おまえ・・・ 料理エツコ並だな」

  リリコ「エツコって誰ですか!?」





     リリコ;((あの時はけなされたと思ったんだっけ・・・
          エツコさん並にごはんを作れるからと 湊は あたしを雇った
          ここへ通うキッカケになった人
          どんな人だろう・・・ ベテラン家政婦さんて話だから――――))

なぜかリリコは 「家政婦は見た」 の市原悦子風な人を想像している・・・
すると 前方から年配の女性が歩いて来て

     リリコ;((ハッ あの人! 湊のマンションに入――――――))

女性はマンションの前をスタスタと通り過ぎて行った

     リリコ;((・・・らなかった
          出入りするとこをチラッと見れたら―――なんて そんな都合良くいくわけないか
          湊に言えば会わせてくれるだろうけど わざわざそれもな
          ・・・・・・・・・・   帰ろ))

星梨奈「そんなとこでコソコソ何やってるの? 早川さん
    まるで隠れてるみたい」

リリコ「わわっ 星梨奈さん!?    図星 」

星梨奈「・・・・・・・」

リリコ「いやコソコソなんて  
    ―――ちょっと アレだっ ひと駅歩いて帰ろうかなー なんて思っただけです!
    星梨奈さんこそ どーしたんですか!?」

星梨奈「私は 湊のうちに――――― あ 湊」

リリコ「えっ ホントだ どこか行ってたみたいですね」

湊がマンションへ入っていくと その後ろを歩いていた女性(エツコ)も続いて入っていった

リリコ「……わー 綺麗な人――… あのマンションの住人   
                    何人か見かけてるけど あの人ははじめて 」

星梨奈「 え? 」

リリコ「? あ 星梨奈さん 行かなくていいんですか?  あたし帰ります 」

星梨奈「・・・・・・・・・・・・・   ―――――行かない   信じられない……」
 
リリコ「星梨奈さん?」

星梨奈「湊 まだ あの人と会ってたんだ………」

リリコ「あの人?」

星梨奈今 湊のうしろにいた人! マンションの住人なんかじゃない!
    湊と あの人 前につきあってたことがあるの

リリコ まさかー? 今の人 だいぶ大人の人だしたよ?   どこかの奥様って感じの…

星梨奈そうだよ! 不倫だもん!

リリコ「ふっ 不倫!?

星梨奈「―――気分悪い! 星梨奈帰る!」

リリコ「え ちょ・・・ 星梨奈さん!?……」

湊のマンションへ行こうか 星梨奈を追おうか オロオロするリリコ

リリコ「・・・・・・・っ    待って下さい 星梨奈さんっっ」

     リリコ;(( 不倫!? ))


湊のマンション 玄関のドアが開いて湊が出てきた

  「―――リリコ?  星梨奈も・・・   どーした?」 

ヨロヨロと湊に近づいて腕をとるリリコ

リリコ「みみみ 湊! 今 今部屋の中に・・・・っ」

それを見ている星梨奈は笑いをこらえて震えている
すると湊の後ろから女性(エツコ)が出てきた

エツコ「湊さん?」
 
リリコは湊の腕をグイグイとひっぱって ヒソヒソと耳打ちする

リリコ「 湊 」

  「 何 」

リリコ「かっ 過去のことを追及する気はないんだけどさ
    あの人は 今日一体何しにここへ・・・!?」

  「あの人?」

リリコ「中にいる・・・・・!」

湊は振り返って 玄関のドアのところに立っているエツコを見る

  「・・・・・・・   エツコのこと?」

リリコ「 え 」

こらえきれず笑い出す星梨奈

星梨奈プ―――ッ 」

     リリコ;((え  エツコ?  エツコって……  湊のうちの家政婦さん!?))

星梨奈「アハハハ 軽い冗談だったのに 早川さん 信じちゃうんだもん!  おもしろーい 」

リリコ「迫真すぎますよッ! 」

星梨奈「アハハハ  湊 浮気疑われちゃったね―――」

  「 へー    ・・・ジロ 」

エツコ「――――――…」

リリコ「 えっ イヤソンナ マサカッ!!
    ただ 過去つきあった人が 何の用で来たんだろうって 気になって…… ……っ
    ――――すいませんでしたァ!! 土下座 」

  「・・・・・・・・・

星梨奈「キャハハハハハ」

エツコ「・・・・・・・・・・」

リリコはエツコに向き直ると

リリコ「…あのっ・・・ 失礼しました!」

深く頭を下げた

リリコ「湊さんにはいつもお世話になってます  あたし早川――…」

すると湊がスッとリリコの横にきて

  「エツコ 紹介する  早川リリコさん  つきあってる彼女」

湊の言葉に驚く リリコとエツコ

リリコ「あ…はい おつきあいもさせていただいて……ます……
     うわぁ すごいテレる!」

  「アハハ」

星梨奈「 ブーブー  」

エツコ「・・・・・・・・・・」

  「―――で リリコ こっちは大沢悦子さん  ずっとうちに来てもらってる―――
    家族同然の人 」

湊の言葉に驚くエツコ

リリコ「家族同然!」

  「うん」

エツコ「――――・・・・」

リリコ「よろしくお願いします! エツコさん」

エツコ「こちらこそ」

     リリコ;((この人がエツコさん…… 優雅だー…湊のお母さんて言われたら信じちゃう…))

エツコ「それにしても さっきの冗談」

リリコああっ ホントすみませんでしたっ!!

エツコ「湊さんとでは 息子より若い子とつきあうことになってしまいますね  クスクス

リリコ「 えっ!? ・・・・・・・ そんな大きなお子さんが! 」

  「どんだけストライクゾーン広いんだよ おれ     」

エツコ「すぐに仕度しますから よかったらリリコさんも一緒に お食事いかがですか?」

リリコ「あっ 手伝います!」

エツコ「まぁ お客さんにそんなこと・・・」

リリコ「いえ お客さん側って性に合わないんで!
    ここに出てる野菜洗いますね」

リリコはさっそくテキパキとお手伝いをする

エツコ「・・・・・・・ じゃあ お願いしようかしら」

リリコ「ハイ!」


エツコ「水切りカゴが見あたらないので 野菜は ここに―――」

リリコ「あ 上です  たまに奥に入りすぎてわかんなくなるんですよね…… 
    あった    どうぞ!

エツコ「  む? 」←アウェイ感

ふたりならんで料理をしていて キッチンペーパーが少なくなってきたのに気付いたエツコが

エツコ「これも そろそろ買っておいた方がよさそうね    メモ・・・ 」

リリコ「キッチンペーパーなら買い置きしてありますよ
    ここ 場所がなかったんで向こうの収納に…   持ってきましょうか?」

エツコ「……  …いえ…まだ結構よ  ニコ    むむ? 」

リリコが料理に大さじで山盛りの粒マスタードを入れようとしていたら

     エツコ;((あら 湊さんは そんなにマスタードは…))

エツコ「リリコさ・・・」

  「マスタード多めー

冷蔵庫に飲み物を取りに来た湊が帰りがけに声をかけていった

リリコ「うん わかってるー」

エツコ「    成長!? むむむ 」

料理の味見をしたリリコ

リリコ「ンン――!? すごくおいしい!! エツコさん これどーやったんですか!?

エツコ「…企業秘密です   フッフッフ 

リリコ「さすが プロだー! 」



出来上がった料理をみんなで囲んで リビングで食事を始める

  「リリコ これまだある?」

リリコ「あるよ―――」

パクパクとおいしそうにたくさん食べている湊を見ていたリリコ
自分は食べるのをやめて お皿をテーブルに置いた

リリコ「・・・・・・・」

  「…… リリコ?」

リリコ「……  …やっぱり あたしも来ちゃダメかな……
    エツコさんがいるから もう必要ないのはわかってるけど――――
    あたしも またごはん作りに来たら駄目かな!?

  「・・・・・・・   オレは大歓迎だけど?」

リリコ「ホント!?」

エツコ「コホン  ―――リリコさん
    リリコさんは 家事やおうちの手伝いもされてるでしょう?
    その上こちらもなんて…… 大変ですよ

     リリコ;(( 大変 ))

リリコ「大丈夫です あたし…」

エツコ「食事は毎日のこと テストや行事次第では 毎日は来られないでしょうし」

リリコ「う 毎日は…… ―――でも できるだけっ」

エツコ「かと言って こちらを優先させて勉強がおろそかになり 成績が下がった―――
    なんてことになっても困ります」

リリコ「そんなこ・・・」

エツコ「また すべてを頑張って リリコさんが体調を崩すようなことになっても
    どちらにしても困ります」

リリコ「そ…」

エツコリリコさんの親御さんから湊さんが責められるようなことがあってはいけません
    ですので お仕事は反対です



リリコ「―――…   あ――う―― 」

エツコ「 ニコ ――――勿論 お客様として来るのであれば…」

リリコそっ それを言うなら エツコさんはどうですか!?

エツコ「・・・え?」

リリコ「エツコさんは 本来 湊の実家の家政婦さんで そっちの仕事をこなしつつ
    こっちにも来てるって聞きました!  しかも毎日!
    そっちの方が大変じゃないですか!?」

エツコ「……わ 私のは仕事ですから……」

リリコそう! 仕事ですよ!

エツコ「 ビクッ 」

リリコ「あたしの家事なんて なぁなぁで平気ですけど エツコさんのは仕事!
    毎日 全然 気を抜けないじゃないですか!!」

エツコ「毎日と言っても… 日曜は お邸(やしき)の方はお休み頂いてますし…

リリコじゃあ ここに来たら やっぱり休みなしじゃないですか!

星梨奈「 わー すごーい エツコさんとはりあってる――― 」

リリコ「お子さんとの時間も持てるし 日曜くらい休むべきです!
    ――いや 違うな それくらいじゃ負担かわんないか」

リリコはエツコさんの腕をがしっとつかんで

リリコ「じゃーこーしましょう エツコさん! 半分こ
    それなら お互い大変じゃないし 
    半分こにしましょう!! ねっ!? ねっ!? ね!!
 」


よろけながら湊のマンションを後にするエツコ・・・

エツコ「…… 私としたことが 思わず頷いてしまった…… 大丈夫なのかしら……」

リリコ「エツコさんっ」

リリコが追いかけてきた

リリコ「あのっ・・・ すみませんでした! エツコさんがいろんな面で湊を心配してること……
    よくわかりました ―――――でも あたし 湊がごはん食べてるとこ見るの好きなんです
    作ったのもをおいしいってお皿 カラにして… それ見ると 幸せな気持ちになるんです
    疲れも ふっ飛ぶんです!

エツコ「・・・・・・・」

リリコ「わがままを言ってるのは わかってるんですけど…」

エツコ「・・・・・・・  ・・・わかりますよ 湊さん 気持ちいいくらい食べますものね」

リリコに手を差し出すエツコ

エツコ「これからも湊さんのこと よろしくお願いしますね」

リリコ「…はい!」

リリコは エツコの手を両手で掴んで握手をした



エツコは帰り道 ひとり歩きながら・・・

エツコ「……湊さんから改めて紹介された彼女は あの子が初めてね…
    それに―――……」



    「家族同然の人」



湊の言葉を思い出して 嬉しそうに微笑むエツコ




エツコを見送ったリリコのところへ湊が来た

リリコ「 湊 星梨奈さんは?」

  「今 迎え呼んでる」

リリコ「 そか 」

  「何話してたの?」

リリコ「んー いっぱい食べる湊はいいよねって話?」

  「・・・は?  なにそれ 

リリコ「 ふふっ 」

  「けど あんな風にエツコを言い負かすとはね―――エツコも予想外だったろーな  ぷっ 」

リリコ「うっ 必死で… エツコさん気分悪くしたかなぁ

  「さぁ―――」

リリコもう 印象最悪!? でもさっき笑ってくれた… いやそれは 大人の対応というやつか・・・!? ブツブツ

  「でも おれは嬉しかったけどね」

リリコ「 え 」

リリコに手を差し出す湊
ふたり 手をつないでマンションへともどっていく

     リリコ;(( あったかい  気持ち ))






     リリコ;((そして 引いてくれたエツコさんの大人な対応に感謝していた後日―――――
          その対応には続きがあったようで))

H・Y・A サービスの事務所に手土産を持ってエツコが現れた
対応にでた 父親、矢島はエツコを見てポケ―――として 驚いていた

エツコ「――そういう訳で また しばらくの間 お嬢様にもお世話になることになりました
    交際中の彼女の方とはいえ…… こちらの家のことに甘えてしまって申し訳ありません
    どうぞ よろしくお願い致します」

父親に向かって頭を下げるエツコ

     リリコ;((あたし達がつきあってることをサラリと言ってしまったせいで
          エツコさんは 当然うちの親も知っているものだと思ったらしく
          結果 お父さんに湊とのつきあいがバレるハメに))

  「―――――か    ・・・・・・・」

     父;(( 彼女・・・ ))

エツコ「 え? 」

  「―――あ イヤイヤ!」

突然 キリッといい男風に変身する父・・・

  「こちらこそ わざわざ丁寧なご挨拶痛み入ります
    至らぬ点の多い娘ですが 何かお気づきの際は どんどん指導してやって下さい!」

エツコ「では 失礼致します」

さっそくリリコに電話する父・・・

  「おい スゲーなリリコ 高そーな菓子持って家政婦さんがわざわざ挨拶に来たよ!
      周防くん いーとこの坊ちゃんだろーとは思ってたけどよー オメーいつの間に落としたんだァ!?
      やったな玉の輿! その調子でいけよ!!  だぁっははははははは」

リリコ「バカッ アホッ そんな下品に湊に絡んだら コ●スから!!
      てか前に 辞めさせよーとしたクセに 何 その変わり身!」

  「そりゃ クレームなんて面倒 ゴメンだからなァ」

リリコ「・・・・・・・・・・ 

     リリコ;((幸せな気持ちが汚れる……))

永遠 「リリちゃん」

学校で父からの電話をとったリリコは永遠に話しかけられる

永遠 「なんか 怒ってるみたいだったけど… 大丈夫?」

リリコ「永遠・・・」

永遠 「お父さんとケンカ?」

リリコ「ケンカってゆーか……   ―――あのさ 永遠
    それ話す前に報告… したい事があるんだけど」

永遠 「報告?」

リリコ「湊のこと」

驚く永遠

リリコ「…あたしね 湊と――」

永遠 「あっ わ 忘れ物しちゃった とってくる!」

パタパタパタと永遠は行ってしまった

リリコ「……うーん   ・・・ダメ? 」

永遠を追いかけていった秦

  「聞いてあげないの?」

永遠 「・・・・・・・」

     永遠;((たまに電車で一緒になった時のふたりの顔を見れば なんとなく想像はつく))

永遠 「聞いたら おめでとう よかったねって言わなきゃいけない そんなの言いたくない」

  「永遠・・・」

     永遠;((だって そんな思ってもいないこと―――))

秦がフーっとため息をついたところを見てしまった永遠

     永遠;((呆れられた))

永遠 「…私 今日は 秦の部活見てかない…… ひとりで帰る!」

  「永遠!?」




永遠はひとりで帰りながらいろいろと考えていた

     永遠;((……今は秦がいてくれるからヘーキって気持ちと 
          ヘーキじゃないかもって怖い気持ちと…… もう 自分でもぐちゃぐちゃ…))

駅について うつむきがちに歩いていた永遠が ふと顔を上げると 電話中の湊がいた
こちらに気付かずに話し込んでいる湊に近付いていく永遠・・・・・・

永遠 「・・・・・・・」

【#30へ続く・・・】

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