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☆ココハナ2014年3月号 アシガール第二十六戦☆

アシガール26-1






おふくろ様「唯之助が今どこにおるのかは存じませぬ
     お奉行様 これは何かの間違いにござります 今一度 お調べを」
 
奉行 「何!?」

アシガール26-2


取締方1「・・・・・・・・」

取締方2「そういえば唯之助は 戦のおり若君の御馬のくつわを取り敵軍を突破したのじゃったの」

奉行 「ぬう・・・ ええいっだまらっしゃい!! その方は問われたことに答えておればよいのじゃ
    取締方のお役目にまで口を出すとはっ 女とはいえ容赦せぬぞ」

  「やめて下さい!! おふくろ様を人質に取るなんて卑怯じゃないですか!」

おふくろ様「唯之助!」

奉行 「ぬ!?」

  「ごめんなさい 私のせいでこんなことになって・・・」

おふくろ様「たわけ! せっかく逃げ果せていたものをのこのこ出て来るとは
      そのようなことをして私が喜ぶとでもお思いか」

  「いいえ・・・ きっと叱られるだろーなーと思いましたけど
    黙って隠れてることなんかできませんよ~~~」

おふくろ様「・・・たわけ 人前で泣いてはなりません」

  「はい ごめんなさい―――」

取締方1「お・・・ぐふっ 母というはまこと…有り難いものじゃ…」

奉行 「すまなんだの 母御はすぐに解き放とう」

  「え? 私は?」

奉行 「お前はならぬ 手配中の者ゆえ 明朝 殿の御前で詮議いたすゆえ
    そのおりに申し開きをすればよい」

取締方1「それまでは牢に入ってもらう 参れ」

  「ええ!? 牢!?  いやあああああああ!!」

おふくろ様「唯之助」

     唯;((ん? 明朝!))

アシガール26-8

     唯;((今夜中には 若君が戻って来るんだから そしたら『お前たちわしの唯に何をした!!』
      っちゅーてみんな叱られて 明朝にはすべて解決する・・・・・・・はず))

  「絶対戻って来て~~~~」

アシガール26-3





如古坊「これは ちと厄介なことになりましたな 
    あの時 ひと思いに始末しておればよかったのじゃ」

成之 「ふん 忠清がおらぬ今 唯之助ひとりが何を言いたてようが誰も相手にせぬわ」

如古坊「・・・ならばよろしいがの それにしても忠清は一体何処へ消え失せたのでござろうの」

成之 「うるさい坊主め その話はするなと言うておる」

如古坊「じゃが 気になりませぬか」

成之 「ならぬ 何処へおろうが生きてはおらぬ すでに骸じゃ」

如古坊「・・・・・ならばよろしいがの」

成之 「うるさいくそ坊主めっ」




現代・・・ 
通りで自転車と女子高生がぶつかりそうになっていたところ 後ろからぐいっと引っ張って助けてくれる手が―――

アシガール26-4


くるっ とすぐに立ち去ろうとする若君

女子高生「え?・・・・・ はっ はい  あっ あ・・・あのっ 待って… 待って下さい!
     えっと…あっ お礼! お礼をしたいのでお名前を教えて下さい」

若君 「・・・・・ 何も名乗るほどのことはしておらぬが」

     女子高生;((あ? ちょっと…ヘンな人? でもステキすぎっ))




尊が学校から帰ってくると 家の前に見知らぬ人が・・・

  「うちに何か御用ですか?」

女子高生「いいえっ 何でもないです! すみません どうもすみません!」

     尊;(( あ カワイイ  
      こういう人見るとうちの姉も も少しおしゃれに気を使えばいいのに…と思う))

女子高生「あのっ・・・あのっ ごめんなさい 実をゆーと 私あとをつけて来ちゃいました!」

  「え? はあ?」

女子高生「お願い! お兄さんのお名前教えて下さい!」

  「お兄さん?」

女子高生「お兄さんでしょ? 長い黒髪の・・・ 弟さんですよね?」

     尊;((あ―――なるほどね~~~))


唯の部屋で読書中の若君

  「今日 出かけましたね?」

若君 「ん? ・・・ああ 黒羽城跡に行った 四百年後の石垣も見納めと思うての」

  「そして 女の子を助けましたね?」

若君 「?」

  「外で会いましたよ」

若君 「・・・ああ まだ おったのか」

  「え? じゃあ 知っててほっといたんですか?」


アシガール26-5

 
  「あーそうか 今と昔とじゃ 美人の基準が全然違うんですよね」

     尊;((目ばかりデカくて髪がカッパなのは論外なんだろうなー))

若君 「さて ようわからぬが・・・ 女子(おなご)の好みなど人様々であろう」

  「じゃあ 若君の好みはどんな女子(おなご)ですか?」

若君 「くどいの 小平太のようじゃ」

  「あんまり興味なさそうですよね?」

若君 「そんなことはないが… ん――― 
    あ そういえば わしは唯ほど好もしい女子(おなご)には会うたことがない」


アシガール26-6


     尊;((姉上――!!さぞや大変な目にあってるでしょうが 
      その苦労は報われるかもしれません!))





戦国時代 満月の夜が過ぎての朝 牢の中の唯は・・・

取締方「唯之助 めしじゃ」

  「わっ・・・若君は!? 忠清様っ 戻って来られましたよね!?」

取締方「なに? 馬鹿を申せ お前寝とぼけたな」

  「・・・・・え? 戻・・・ってない・・・・・・・の?」

取締方「当り前じゃ もし そうであればどれほど喜ばしいか・・・」

     唯;((え? なんで!? 吉田城からなら 歩いたってもうとっくに着いてるはず
      若君様  じゃあ 本当に   死んじゃったの?
      私は 若君のいなくなったこの時代に ひとり取り残されたの?))

取締方「唯之助どうした? めしを喰ったら取り調べじゃぞ これ!
     ・・・・・・・・おっ ひどい熱じゃ」

アシガール26-7


【第二十七戦へ続く・・・】
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