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☆ココハナ2012年3月号 アシガール第三戦☆

アシガール3-1






アシガール3-2

若君 「顔が異様に赤いが お前まさか・・・」

  「え?」

アシガール3-3


     唯:((ド、ドンマイだ! こんなときはカワイイ感じでごまかすんだ!))

  「ヤダ―――っ 冗談ですよ 冗談
    まさか本気にしたんじゃないですよね
    私がこんな馬糞茸とかにいきなりかぶりついたりするわけないでしょ~ も―――」

 と言って馬糞茸を足でグリグリとしていたらぬめりですべって転んでしまった

  「ほげェ

     唯;((ぬるぬる・・・馬糞茸ぬるぬる・・・ 最悪!!))

若君 「・・・・・・・」

アシガール3-4

  「どこって…… それ聞かれると困るんですけど…
    えーと この山の向こうから山を越えて来ました」

若君 「山を? では小垣城から?」

  「え――――と・・・」

若君 「お前 一人か?」

  「いえ・・・木村・・・様と あと 30人くらいの足軽と一緒でした」

若君 「なに? 木村とは 木村政秀のことか!?」

若君が唯の腕をつかんでぐいっと引き寄せる

  「わっ!!」

若君 「では 政秀は生きておるのか?」

  「はい 生きておるのですよ 木村様ったらけっこう元気そうにしてましたよ」

といいつつ 唯はぐぐっと若君にすがりつく

若君 「木村は 今どこに?」

  「お城に行くってつって 山を下ってるところだと思いますけど」

若君 「そうか」

そういって若君は立ち上がって歩いていってしまった

  「ああっっ・・・・ おおっ 馬だ!!」

アシガール3-5

唯  「待って―――私も一緒に行きますっ」

若君 「急いでおる 先に行くぞ」

唯  「え―――――っ そんなっっ 待って 待って!
      待って――――っ
              待って――――――っ
                       待って―――――――っ
                                  待って―――――――っ」

馬で走っているにもかかわらず いつまでも聞こえている声に驚く若君

アシガール3-6

     唯;((もうっ・・・・・・ダメだ~~~~~))

倒れそうになった唯を若君がグイッっと持ち上げて馬にのせる

若君 「つかまっておれ」

     唯;((うっ・・・うぉぉぉー! これぞまさしく
        白馬に乗った王子様が姫(私)を迎えに来てくれるっちゅーやつ・・・))

アシガール3-7



木村様「おお!! わっ わ若君ィ!!」

  「!! 」

     唯;(( 若君!! ))

若君 「政秀 無事だったか 高山軍の奇襲に会い小垣城は落城・・・
    城内の者は全滅したと昨日聞いたばかりじゃ」

木村様「申し訳ございませぬ  三日前の夜 高山の軍勢二千に攻め込まれました
    城内の兵はわずか二百 二時(ふたとき)余りで城は落ちましてございます
    山中に逃れ生き残ったは ここにいるわずか28名・・・」

     唯:((えっ・・・・・そんなに大変な戦いだったの!?))

木村様「それがし城代として城で討死すべきところ
    こうしておめおめと立ち帰りましたのは 大殿と若君に一目お会いして
    お詫び申し上げたく・・・ その後 切腹せんと思い決めてのことでございます」

若君 「たわけめ せっかく拾うた命 懸ける場所が違(ちご)うておろうが」

木村様「は・・・・・・?」

アシガール3-8

若君 「皆もよう生きて戻った まずはゆるりと体を休めよ」

足軽達「若君っ!! もったいないっ  ありがたいことじゃ」

     唯:((若君ステキ! カッコよすぎ! だけじゃない!
         優しすぎ!そしてステキすぎ!!))

  「待って若君!!」

アシガール3-9

  「ねェねェ木村様  あの若君 名前は何というの?」

木村様「はぁ? お前はっ・・・・ 自分が誰のために
    命懸けで戦っておるのかも知らぬのか!? あのお方は 羽木九八郎忠清様じゃ
    黒羽城城主の大殿 羽木忠高様のご嫡男じゃ」
 
     唯:((ハギクハチロウタダキヨ・・・長いっ ! ステキ!))

  「ねェねェ木村様  若君はどこに行っちゃったの?」

木村様「はああ? 黒羽城じゃ!お城に戻られたに 決まっておるであろうが!  
    さあ 皆の衆! 我らも急ごう ご城下じゃ! 黒羽城に帰れたのじゃ!」

足軽達「ははっっ」

  「私も行きます! お城に行く!」

アシガール3-10


村の女達「大石村の弥七はおりませぬか?」
    「関兵衛は?」
    「熊三は?」

孫兵衛の女房「もし・・・ 梅谷村の孫兵衛とせがれは無事でしょうか?」

足軽 「では お前様は孫兵衛の女房か?」

孫兵衛の女房「はい」

足軽 「お―――い 唯之助!」

  「は―――い」

アシガール3-11

足軽 「どうしたどうした唯之助 嬉しすぎて声も出ぬか
    遠慮せずに 甘えてよいぞ」

     唯;((こっ・・・・・これは 超ヤバい!!!))

【第四戦へ続く・・・】
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