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☆YOU2012年12月号 高台家の人々序章☆

高台家0-1







     木絵;((風邪をこじらせて4日間会社を休んだ))


読み切り2


     木絵;((5日目に出社すると会社は無事だったけど 
         なんだか社内の空気が違っているような・・・))

なぜか女子社員の多くが早くから出社しているのを不思議に思う木絵・・・


阿部 「おはよう 木絵ちゃん」

木絵 「あ おはようございます」

阿部 「もう風邪治った?」

木絵 「あ ハイ  今朝はみんな早いですね 何かあるんですか?」

阿部 「ああ・・・ あなた まだ知らないのよね」

木絵 「はい?」


読み切り3


     木絵;((理由はすぐにわかった))

女子社員「はっ…はい!!  いっ…いえっ!! まだ…みたいです! すみません!」

阿部 「高台光正様 あなたが休んだ日にニューヨーク支社から来たのよ
    で 彼が 朝早く来るんでここ3日 女子社員がやたら早く出社するわけ」

木絵 「戦国武将みたいな名前ですけど…目 青かったですよ?」

阿部 「おばあ様がイギリス人なんだって 高台家ってすごい名門で 元華族とかなんとか
    T大卒でオックスフォードに留学してたそうよ 
    髪は漆黒 目はブルー 身長180センチ 27歳 もちろん独身 趣味はスポーツ全般
    長男ですって」

木絵 「ほえ~~~~ すごいですね―――  ほえ~~~~

阿部 「ほえほえ言ってないで木絵ちゃんも負けずに狙いなさいよ」

木絵 「い…いやぁ そこまでいくと もう別世界の人ってゆーか現実感がなくて…
    それに なんかちょっと怖そうな人でしたよ」

阿部 「そこがいんじゃないの 私だって彼に誘われたらだんなは捨てるわよ 子どもは捨てないけど

     木絵;((私は平野木絵 つましいサラリーマンの家庭に育った庶民の子で
          ごくごく普通の どちらかとゆーと 地味めの29歳 独身
          オックスフォードとか華族様とか言われても 映画か小説の話のようで…))


読み切り4


     『命からがら日本に逃れて来たのだ  だがしつこいドダリー卿は』

阿部 「 木絵ちゃん 」

     木絵;(( はっ ))

阿部 「またっ 脇田課長がぞっとするほど ヤな顔でにらんでるよ」

     木絵;((げっ いかん いかん   私は小さい頃から空想癖がある
         他人と話すのが苦手で言いたいことが言えなくて一人でいることが多かったせいか
         実にバカバカしい内容だし何の役にも立たんけど… 
         てゆーか勉強や仕事の邪魔になるだけ))



社内―― 木絵は荷物を持ってエレベーターに乗ろうとするが・・・

木絵 「あ――― 閉まる―――」

すると エレベーターの中にいた人が扉を抑えてくれた

木絵 「あ ありがとうございます」


読み切り5


     木絵;((うわっ…2人きりってなんか緊張するー 
         突然エレベーターが止まったらどーしよー))

     『エレベーターが止まったのは このビルがすでに占拠されているからで 
      無論 ドダリー卿の仕業  エレベーターといったら天井から脱出して
      命からがら屋上へ  ヘリコプターから縄梯子がおりてきて
      光正「早くつかまって!」
      木絵「でっ でもっ 脇田課長がやつらの人質にっ・・・」』



読み切り6


光正 「コホッ・・・」

木絵 「?」

光正 「着きましたよ 7階」

木絵 「あ どうも」

     木絵;((黒髪に青い目って不思議な感じだな―― それに 思ったより優しい人かも…))


読み切り7


     木絵;((い…以外と若いんだ――…))

     『あの人は あれでもランプの精―― でも まだ一度もご主人様に呼ばれたことがない…
      忙しそうな仲間を見ながら 洗たくをして… 暮らしておりますた
      ある日 とうとうランプを拾った西さんが
      西「出てこーい」とランプをこすったが・・・』



読み切り8


     木絵;((え!? 今・・・吹いた!?))

光正 「牧野社長 どうぞ 上の会議室へ」

牧野社長「ど――も ど――も」


女子社員1「見た? 今のっ… 高台さん めっちゃ笑ってたね!」

女子社員2「あんなに笑ってんの初めて見た――」

女子社員1「きっと 牧野社長見て吹いちゃったのよ―― かわい~~」

     木絵;((あ…ああ そうか… そーよね  びっくりした… 
         すごいタイミングだったんで 頭の中を読まれたかと思った――
         んなバカなね―――」




朝、出勤途中の木絵・・・ 後ろから

?? 「おはよう 平野さん」

木絵 「あ おはようございま・・・・・・・・・・す?

     木絵;(( 高台なんとか様じゃ!! ))

光正 「今朝は冷えますね」

     木絵;((こっ・・・この人っ どーして私の名前知ってんの!?
         課も違うし 話したこともないのに  誰かに聞いたの!?))


読み切り9


光正 「っぶっ… ひ…平野…さん」

木絵 「はいっっ

光正 「会社 着きましたよ」

木絵 「あ・・・はい  ?」

光正 「平野さん よかったら今夜食事でもしませんか?」

木絵 「       えええ!? どっ… どーしてですか!? 」

光正 「……いや どーしてって… 誘いたいから誘ったんですけど
    それと 僕の下の名前は光正です」

     木絵;(( ・・・・・・・・え? ))


女子社員達どうして!!?

     「何でよっ!! どーして あの人なの!?」

     「てゆーか 平野って誰!?そんな人いた!?」

     「地味系だよね それに年上だし」

     「29っ!? うっそ!! 見えない!!」

     「若いってゆーか… なんか… 女の場合『父っちゃん坊や』は何て言うの?」

     木絵;((…いや まあ どんだけでも言って下さい 自分が一番信じられないんだから))

阿部 「私は見る目あると思うよ 高台王子様」

木絵 「・・・・・・え?」

阿部 「何年も机並べてるからね 木絵ちゃんってわかりにくいけど
    根は明るくて優しいの知ってるよ 
    自分のことも ほとんど話さないけど 他人の陰口も絶対言わないしね」

木絵 「阿部さん・・・///」

阿部 「ほめすぎかぁ?  ―――それで!? どんな感じなのかね 高台王子様とは?」

木絵 「そ…そりゃ 私だって… かっこよくて優しい彼が欲しいと思ってましたよ」

阿部 「そうそう 話せ 話せ」

木絵 「だからって あんなに 何でもそろってる人なんて想像したこともありません」

阿部 「いーじゃん! そろってて何が悪いの」

木絵 「きっと…すぐダメになりますよ… 私…話すの苦手だし……
    つまんない女だとわかって… 離れて行くんです… 過去に そーゆーことあったんです…。」

阿部 「あー暗い暗い!! そーゆーとこはホント全然ダメね!!
    高台さん つまんなそーなの?」

     木絵;((高台さんは… これが以外にも まるで私の空想のような超アホくさい話が好きで
         私は笑ったりマヌケな声を出すだけで 気のきいたことのひとつも言えないけど
         つまんなそーな顔は・・・ 一度もしないなぁ))





読み切り10


木絵 「・・・あの 高台さんって 人の考えてることがわかる・・・の?」

光正 「え? 何それ テレパスってこと?」

木絵 「あっ・・・いや~~~ なわけない・・・よね~~ ごめんなさい」

     木絵;((何言ってんだ 私  そんな人いるわけない
         いよいよ 空想と現実の区別がつかなくなったか・・・))

光正 「でも・・・ もしそんなことができたら 不幸だよね」

木絵 「えっ どーして? すごい便利だと思うけど」

光正 「他人の本音なんて 知らない方がいいって 
    相手の嫌な面を知らされて傷ついたり がっかりすることも多いんじゃない?
    きっと他人と深く関わるの怖くなるよ 恋愛にも臆病になる・・・多分」

木絵 「そうかな―――」

光正 「相手にしたって 気持ち悪いでしょ
    もしテレパスがいたら 君は親しくなりたいと思う?」

木絵 「そりゃ・・・ 絶対イヤだ!!

     木絵;((バカな空想を全部知られたら 恥ずかしくて死ぬ!!))

光正 「       でしょ?   ・・・寒いね  帰ろうか」

木絵 「?・・・ うん」

     木絵;((――でも 高台さんなら… 考えるだけで気持ちが伝わったらちょっといいかも
         私 言いたいことなかなか言えないし 
         『好きです』なんて何年たっても言えそーにないし))


読み切り11


光正 「 木絵  僕も 」

木絵 「      なっ・・・ 何が?

     木絵;((え――――!? 
         やっぱり… やっぱり この人には 聞こえてるんじゃなかろーか
         私の頭の中の声が・・・?))

【第1章に続く・・・】
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