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☆YOU2013年4月号 高台家の人々第2章☆

高台家2-1








浩平 「・・・・はい」

茂子 「浩平 ごめん寝てた?」

浩平 「うん・・・・・ もう3時じゃん! 何かあったの?」

茂子 「ちょっと 話があって」

浩平 「今度は何?」

茂子 「電話じゃ言えないから・・・ 明日 会えない?」

浩平 「いいけど・・・ 明日って今日だろ?」

     茂子;((と いうわけで 私は今 愛の告白をするために浩平を待ってるところ
         だけど 何と言おう・・・ 6年も友達としてつき合ってきたのに今さら・・・))

浩平 「お めずらしいな  お前が時間より早く来るなんて」


高台家2-2


知紗 「すみません 突然 来て・・・」

浩平 「お前と待ち合わせしてるって言ったら どうしても一目 合いたいって
    一年の時からお前に憧れてたんだって」

茂子 「え~~~~ そんな~~~   ま―― どーぞ どーぞ」 と席を勧める茂子・・・

     茂子;((って・・・ 何言ってんだ私))

浩平 「俺 コーヒー」

知紗 「あ 私も」

     茂子;((ええ~~ 注文するんかい! 一目会うだけじゃなかったんか――い!!))

     知紗;((高台さん 私が来たこと かなりショックだったみたい))


高台家2-3


     知紗;((話って もしかすると 告白するつもりなんじゃないの? 今さらやめてよね))

知紗 「お話って もしかすると 好きな人のことだったりして?」

     茂子;(( ぎゃあああああ! やめろォォォォ!!))

知紗 「彼氏とケンカでもしたんじゃないんですか?」

     茂子;((こっ・・・こやつめ!))

茂子 「ま まあそんなとこかな」

浩平 「え? うそ お前 彼氏いるの?」

知紗 「何 言ってるんですかー こんな美人 男の人がほっときませんよ――」

浩平 「高台 マジで?」

     茂子;((やってられんわぁ  もうやだ! やめた やめた! 愛の告白やめじゃ!!))

茂子 「ごめん 私帰る」

浩平 「はぁ?」

茂子 「考えてみれば そんなことを浩平に相談してもどーにもならんし」

浩平 「何だよ それ」

知紗 「私の方が帰りますから」

     知紗;((そうよ 消えて!! もう 会わないで!!))

席を立って 走り出す茂子――

浩平 「おい! 待てよ!!」

     茂子;((逃げ出してしまった・・・ 何やってんだ 私))


高台家2-4


     茂子;((気持ちが萎えるな―――
         このまま家に帰って みっちゃんやカズと 顔合わせたくないなー
         隠し事できないから ホント困る))



茂子は木絵の家に来ていた

茂子 「知紗って 可愛い名前だよね――」

木絵 「え? 何?」

茂子 「いや・・・・・木絵も可愛い名前よね」

木絵 「え・・・そう?」

茂子 「私は茂子 この顔で茂子って冗談みたいでしょ そもそも若者の名前じゃないよね」

木絵 「・・・でも」

     木絵;((青い目 白い肌 すばらしいプロポーション
         その外見で茂子という古い感じの名前の意外性がすごくチャーミングだと思うけど))

木絵 「いい・・・・・・と思うけど」

茂子 「ありがと」

     茂子;((この人 ほんっと 口ベタだな――))

茂子 「私達の祖母がイギリス人なんだけど」

木絵 「うん」

茂子 「日本人留学生の高台茂正に激しく一目惚れして
    とにかく熱烈でモーレツに追いかけ回して 結婚までこぎつけたらしいの」

木絵 「へえ――ステキね~~」

茂子 「で 祖母としては生まれた息子の名も茂正しか考えられなくて 父の名前も茂正なの」

木絵 「ええ!? じゃあ おじいさんもお父さんも茂正なの?」

茂子 「うん 茂正二世(ジュニア)
    みっちゃんも危うく祖母から 茂正三世(サード)って名づけられる所だったって」

木絵 「茂正三世!!


高台家2-5


     木絵;(( 好き  ))

     茂子;((兄貴のベストショット集なんて見とーないわい))

その時ケイタイの ブ―― ブ―― という音が聞こえた

木絵 「ケータイ鳴ってるけど・・・」

茂子 「ああ・・・うん いいの」

ケイタイ画面を見ると 浩平からの着信・・・

     茂子;((多分 私は 自分勝手だから浩平に彼女ができて急に惜しくなっただけ
         浩平の春の海色の優しい心を独り占めできなくなるのが淋しいだけ  それだけだ
         しばらく木絵さんの妄想話で気晴らしして忘れよう))


高台家2-8





茂子はまた木絵を飲みに誘い出した

茂子 「あ―― ここだ 雑誌にあった人気の店よ」

すると 店内に・・・

茂子 「あっ」

     茂子;((ゲッ!!))

知紗 「あっ」

     知紗;((ゲェッ!!))

     茂子;((何で会うかな~~ もう―― ))

茂子 「先日は どーもー  え―――と・・・  浩平 元気?」

知紗 「え?」 


高台家2-6


知紗 「待って! 行かないで!」

浩平 「え? でもあいつ なんか様子が変だったし」

知紗 「お願いです! 高台さんとは もう会わないで!」

浩平 「え・・・ 何で?」

知紗 「高台さんの方は 友達以上の気持ちをあたなに持っていると思います… だから…」

浩平 「・・・・・・  いや――― それは ないと思うけど…
     会わないでって言われても そーゆーのは…   ・・・・・・・・え-――と
     君の気持ちはとても嬉しかった… それは本当だけど…
     でも 俺… どうやら  友達以上の気持ち 持ってるのは俺の方かも… ごめんね」


     茂子;((そ・・・そんなことがあったの!?  浩平!! ))




浩平 「・・・・はい」

茂子 「ごめ――ん 寝てた?」

浩平 「・・・・おい」

茂子 「話たいことがあるから 明日会えない?」

浩平 「お前ねー・・・ 何んなんだよ」




浩平との待ち合わせ場所―――

茂子 「ごめん 待った?」

浩平 「いや・・・」

     浩平;((あ スカートはいてる めずらしい))


高台家2-7


     浩平;((最初に見たときは びっくりして感動したもんなー 男子はみんな そうだったし
         だから すぐに 自分には高嶺の花だって あきらめたんだよねー
         青い目 青にもいろいろあるけど
         彼女のは あたたかい海みたいな優しい色だ))

浩平 「どうする? 何か喰う?」

茂子 「うん」

     浩平;((話って何だろ・・・ 彼氏のこととか聞きたくねーな――))

     茂子;((『そんなものいないよ』 『浩平が好きよ』 って 言葉にしてちゃんと言うから
         もう少し 浩平の心の声を私だけ聞いていたい
         なんて 自分勝手な私は考えるのだ))

【第3章へ続く・・・】
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