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☆YOU2013年5月号 高台家の人々第3章☆

高台家3-1







     木絵;((今夜 光正さんが アメリカから帰ってくる!!))


高台家3-2


     『光正 「フリーズ!!」
      犯人 「ファック!!」
      光正 「ホールドアプ!!」
      犯人 「ダム!!」
          「フリーズ!  ファック!!  FBI!! シット!! ファック!!」
      光正 「・・・・・・・・」
      犯人 「・・・・・・・・」
      光正 「イトゥイズアンナーポー」
      犯人 「イエースイトゥイズ」 』


     木絵;((ダメだ・・・ 英語力がおそまつすぎて 話が進まない・・・))


女子社員1「うそっ! 高台さんが!?」

会社の食堂での昼食時に ふとそばの席に座っている女子社員達の話が聞こえてきた

女子社員2「ナニナニ 何の話?」


高台家3-3


社長 「しかし高台君ならいいんじゃない? 家柄も学歴も文句なしだろう」


女子社員3「専務って社長の義理の弟でしょ?」

女子社員1「そう 社長の妹のだんなさん」

女子社員2「じゃあ 専務の娘は社長の姪ってことかー」

女子社員3「それじゃ あの人・・・ 平野さん? 大ピンチじゃん」

女子社員2「でも 高台さんが専務の娘にあっさき乗り替えたら ちょっと幻滅」

女子社員1「いや~~~ でも なかなか断れないでしょ―――」

     木絵;(( 私・・・ 大ピンチだ!! ))

木絵はヨロヨロの足取りで食堂から出る・・・

    木絵;((おとぎばなしは終わった・・・・そもそも私のような地味で平凡な女に・・・
        義母もいないし いじめられてもいないのに
        青い目の王子様が現れるなんて ありえないと思ったんだ
        初めて誘われた時は何の冗談かと思ったし すぐに覚める夢だと思ってたけど))

阿部 「早かったね どーしたの 生き霊みたいな顔して?
    一週間ぶりにダーリンが帰って来るっていつになくはしゃいでたのに 何かあったの?」

木絵 「・・・・・いえ」

     木絵;((光正さんがいつも優しくて
         面白くて カッコよくて 上品で 優しくて カッコいいから
         いつの間にか 私の方がベタ惚れで 一日中 光正さんがらみの妄想してるし
         もしかして このまま めでたし めでたしかな―― なんて・・・
         おとぎばなしは 終わって いきなりシビアでベタな展開(専務の娘との縁談とか…)
         ドロドロになるのは イヤだ とても耐えられない))
         
         『その時は身を引いて旅に出よう 旅に出るならやはりヨーロッパだ
          でも 貯金ないし すぐに帰国するお金もなくなって ひとりさすらうことに・・・
          友達は ちょっとクサいサルだけ・・・』



高台家3-4


     『警察に追われて山奥へと逃げた私は そこから一気に転落の人生を歩むことに…』

阿部 「なに ぐじゃぐじゃぐじゃぐじゃ悩んでんの まったく!!
    おお やだやだ! 身を引くなんて言う女はやだ!
    だいたいそんなの ただのうわさ話じゃないの」

木絵 「でも・・・」

阿部 「もし 本当だとしても大丈夫だよ
    結婚で出世しようなんて野心を持ってるなら そもそも木絵ちゃんを選んだりしないでしょー」

木絵 「ああ・・・・・・・・・  って それは どういう・・・」

阿部 「高台様 何時に着くの?」

木絵 「7時半です」

阿部 「それなら ちょうどいいじゃん 手料理でも作って部屋に呼んだらどうよ?」

木絵 「え~~~~~・・・」




空港に到着した光正――

光正 「木絵? 今 着いたとこ」

木絵 「あ・・・・ おかえりなさい」

光正 「え―――と それで 実は このあと専務に食事に誘われた」

木絵 「えっ? あ・・・ そ・・・そう」

光正 「約束があるって断ったんだけど なんか 話があるからどうしてもって言われて…
     ホントごめん 何時になるかわからないけど」

木絵 「あ いいよ 無理しないで 明日 会社でね アハハ  ピッ」

     光正;(( アハハ?  なんか・・・へん 電話は相手の考えが読めないから不便だ ))


高台家3-7





専務との食事が終わっての帰り道―――

光正 「何だ?」

茂子 「みっちゃん浮気した?」

光正 「・・・・・・は? 何言ってんだ?」

茂子 「夕方 駅で 木絵さんを見かけたんだけど
     なんか ヨーロッパのどこかの森の奥で すごいかっこで刃物砥いでた」

光正 「何それ?」

茂子 「わかんない 声かけたけど気付かなかったし 私も急いでて一瞬だったから
     木絵さんとは もう会ったの?」

光正 「・・・いや 今まで会社の人と一緒だったんだ・・・・・」

何度か木絵に電話をかける光正・・・ しかしつながらない

     光正;((やっぱりなんか変だ))

木絵の家まできて ドアごしに中の様子を窺ってみる――

     光正;((うわ~~~ なんか ものすごく暗いイメージが))


     『牧師 「王子よ お嘆きになることはありません」』


高台家3-5


木絵 「光正さん!」

光正 「ただいま やっぱり顔だけでも見ようかな と」

木絵 「でも 専務さんの用事は終わったの?」

光正 「ああ たいした用じゃなかったから さっさと失礼した」

木絵 「そう・・・」

     木絵;((娘さんとの縁談じゃなかったのかな・・・?))

光正 「ケータイ 何度もかけたんだけど」

木絵 「え・・・? あ! あー ごめん バッグに入れたままでここに放り出して・・・
    ボーっとしてたから」

ケータイを探して買ってきた食材がゴロゴロと袋からこぼれ出る

木絵 「ごめんなさい 電池 切れだった――」

光正 「その食料品・・・」

木絵 「あっ・・・まっまとめ・・・買い?」

光正 「じゃあ 夕食まだだった? 僕が作ってあげよう」

木絵 「ええ!? そんな! 帰って来たばかりなのにっ

光正 「料理 好きなんだ なかなかうまいよ
    専務の話ね 見合いを勧められそうだったから もう 婚約してますって断った」

     木絵;(( え? ))


高台家3-6


木絵 「え? 何が?」

光正 「いや・・・・・・ だから・・・ つまり」

【第4章へ続く・・・】
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