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☆ココハナ2012年4月号 アシガール第四戦☆

アシガール4-1








     唯;((こ、この人が孫兵衛の妻で本物の母・・この状況を恐れて逃げ出したのに・・
        きれいさっぱり忘れてのこのこ戻ってきてしまった!!

         バカだろ!! 私!!))


アシガール4-2

     唯;((ってことになったらど―――しよう~~~~~~~~!))

おふくろ様「・・・・・・・・・・」

足軽 「どうかしたか?」

おふくろ様「あ・・・いえ    おかえり」

     唯;((へっ?))

おふくろ様「よう無事で」

アシガール4-3

おふくろ様と連れ立って歩く道すがら・・・

  「あの・・・さっきはどうして助けてくれたんですか?」

おふくろ様「あんな追い詰められたむじなのような顔をされては
     せがれじゃないとは言えませぬ」

     唯;((むじな?))

  「はあ・・・ありがとうございました
     それで私 このままついて行ってもいいんですか?」

おふくろ様「お前さまは どうやら帰る家もなさそうじゃでの」

  「・・・・・・すみません」

おふくろ様「孫兵衛と弥之助は死んでしもうたのじゃな」

  「弥之助って・・・?   ・・・あっ
    お二人がどうしたのか 私は・・・よく知らないんです
    でも・・・ もしかしたらどこかに逃げているかも」

おふくろ様「それは無理でしょう 敵の軍勢は二千とか・・・
     小垣城が落ちたと聞いたときから覚悟はできておる」

  「そんな・・・あの・・・ごめんなさい・・・」

おふくろ様「なにもお前さまがわびることではない」

アシガール4-4

おふくろ様「弥之助の弟たちで 三之助と孫四郎じゃ」

  「こんにちは~」

アシガール4-5

  「これっ 食べていいんですか?」

おふくろ様「おお 遠慮はいらぬぞえ」

  「 いただきま――――す!

     唯;((黄色くてちょっと固いし 変わった匂いがして 
        のりもないし塩もきいてないけど))

  「こんなにうまいおにぎりは初めて――!!」

おふくろ様「ホホ・・・ それはよかった」

三之助「喰うてしもうた・・・かか様っ こやつが全部喰うてしもうた!」

  「え・・・?」

おふくろ様「これ そのようなことを申してはいけません
     唯之助殿は足軽として羽木のお殿様のために戦ってこられたのじゃ
     お前たちには豆を煎(い)ってあげます」

     唯;((そんな・・・まさかっ お米・・・もうないの―――?))

  「私っ・・・そんなこと考えてもみなかったからっ一人で喰うてしもうたよ」

三之助と孫四郎にガバッと抱きつき

  「三之助!!孫四郎!! ごめんねっ ごめんっ 許して・・・」

おふくろ様「あれまぁ・・・なにも泣くことはないでしょうに」

  「いいえっ・・・私実をいうと・・・ 本当はっ・・・私」

     唯;((足軽じゃないし 戦ってもいないんですっ))

おふくろ様「なにやら深いわけがおありのようじゃ
     よいよい 言えぬことは言わぬでもよい 行く所がないのなら
     好きなだけここに居ればよい」

  「本当ですか? 私っ 何でもやります!何でも言って下さい!
    一生懸命働いてご恩返しします!」

おふくろ様「そうですか それでは私もせがれがひとり増えたと思おて
     そのように扱いましょう」

  「よろしくお願いでござる」

     唯;((助かったァ―― いきなり戦国時代に来ちゃったりしてどうなることかと
        思ったけど、こんなに優しい人に拾ってもらえるなんて 超ラッキーじゃん 私))



翌日の早朝・・・寝起きの悪い唯之助はなかなか起きることができず・・・

アシガール4-6

おふくろ様「さっさと畑に出て耕しなされっ!!」

  「はい 耕します」

     唯;((ひぇぇぇ 戦国時代のおふくろ様は迫力が全然違うっっ))

耕すにも地面が固くなかなか思うようにできず・・・

  「固い・・・    あっ!」

アシガール4-7

  「ねーねー お城の若君様はお年はおいくつなの?」

おふくろ様「九八郎君かえ? 確かもうすぐ十八におなりじゃろ」

     唯;((もうすつ十八ってステキ  はっ 確かこの時代って
        結婚するの メチャ早いんじゃなかった?))

  「まっ まさか 若君様に奥様とかいないよねっ・・・・?」

おふくろ様「ご正室のことか? 若君様は松丸家の阿湖姫様とご婚約をされておっての」

アシガール4-8

ショックで倒れこみ地面にめり込む唯・・・

  「そっ そんなぁ・・・ ご結婚・・・は い・・・つ?」

おふくろ様「それが一昨年 羽木家と高山の間で戦が起こったとき
     松丸家が裏切って高山と手を結んだのじゃ それでご縁組の話もなくなったそうじゃ」

  「えっ そうなの? ふ―――っ 危なかった―――」

     唯;((残念だったな 松丸阿湖! しかしうかうかしていると
        いつまた得体のしれない女が 若君様を狙ってくるかわからぬぞ
         一番 得体のしれないのは 私か・・・?))  

     唯;((っしゃ!バリバリ頑張ってご恩返しをしたら 若君様に逢いにお城へ
        行こう))

【第五戦へ続く・・・】      
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