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☆YOU2013年7月号 高台家の人々第5章☆

高台家5-1






     
     和正;((10年間 一途に片思いし続けるってすごいと思う
         初めて会ったのは中2の6月頃 2級上の姉のクラスメート 斉藤 純))



     純;(( 光正さん すき!! 青い瞳の王子様 ))

高台家5-2


     和正;((うちに来る姉の友人は みんな兄貴目当てだからめずらしくはなかったけど))

  「え?」

和正 「こんにちは―――」

  「あ・・・・・ こんにちは」

     純;((弟? ・・・だよね))

和正 「それじゃ あなたが兄の新しい彼女ですか?」

  「え!? 彼女? いえっ そんなっ そ・・・・・・

      純;((・・・え!? ということは 光正さん 彼女いるの? …しかも何人目かの!?))


     和正;((斉藤 純は最初からなんとなくイラっときて イジメたくなるタイプだった))

     茂子;((こるああああ!! やめろ!!バカ!!))

     和正;((他人の心なんか読めると 人間 多少は歪んで育つ))


高台家5-3


     和正;((『王子様』なんて言う女は すぐ熱も冷めると思ったのに
         斉藤 純は 案外しぶとく 一途に想い続けた
         告ればいいのにとも思ったが 兄貴の心を覗けば どーにもならないこともわかってた
         
         そういえば一度だけ 死ぬ気で告白しようとしたことがある
         こっちの心臓までおかくしなりそうなほど 勇気を振り絞ったのに 人違いだった…
         以来 斉藤 純は ほとんど来なくなった
         勝手に間違えて 勝手に来なくなったんだけど 気にはなってた

         イギリス留学から帰って 彼女が獣医師になって
         父親のクリニックで働いていると聞いたので
         ロンドン生まれで健康そのもののヨシマサをつれて行ってみることにした))


高台家5-4


     和正;((すごい!! なんというしつこさ!! こえ~~~~~))







高台家5-5


     純;((なんか想像してたのと 全然違う))

光正 「純ちゃんは 茂子の同級生で 今は動物病院の先生だ」

木絵 「あ 獣医さんですか」

     純;((光正さんが選ぶ人って もっとこう… 特別な女性だろうと思ってたから…
        でゆーか 光正さん やっぱりステキ・・・))

木絵がヨシマサに気付いて・・・

木絵 「あ! え? これ 猫? 猫よね?」

  「いえ ズンドー虎の赤ちゃんです」

木絵 「やっぱり! なんか違うもんねっ」

  「・・・うそですよ」

     純;((あまりに平凡で普通すぎる人なんで 
        あの時 人違いしてなかったら もしかして… なんてことが頭をよぎってしまう
      
        はっ イヤだ!! 私って なんてイヤな女 私 サイテー・・・))

     和正;((イラつく なんとまぁ 10年前と全く同じようなことを
          ぐちゃぐちゃ ぐちゃぐちゃ考えてるとは・・・))

木絵 「名前は何?」

光正 「ヨシマサ  僕が飼ってた犬は 純ちゃんのお父さんに診てもらってたんだ」

木絵 「あ 犬飼ってたの?」

光正 「うん ラブラドールのタカマサ」


高台家5-6



ボーっと光正を見続けていた純は はっとして 和正を見た

目があうと ニッ と笑われたと思った純は・・・

     純;((なにニヤついてるの こいつ  また 人の不幸を面白がって
        ホント性格悪い 兄弟でどーしてこうも違うんだろ
        天使と悪魔! 王子と乞食!))

     和正;(( はあ!? 今のは本気でかわいそーだと思ってほほえみかけたのに!!))

和正 「ついてないね――― 純先生」

  「え? 何が?」

和正 「今日はアニキに告白するつもりで来たのにね―――」

     純;((なっ 何言ってくれてるの こいつ!! こ…このっバカ弟がぁ!!))

  「ちっ・・・違う! 違いますよ! そんなっ!」

光正 「うん こいつはバカだからね」

  「じゃっ 私はこれで! 今日はミツマサ君の往診に来ただけなので!
    ミツマサ君の下痢と嘔吐も治まってるみたいなので!!


逃げるように帰る純

光正 「・・・・・・・」

     木絵;(( ミツマサ君・・・ ))

光正 「何言ってんだ おまえは」

     光正;((いいかげんにしろよ バカ))

和正 「・・・・・・・」

     和正;((言いすぎました・・・))

木絵 「・・・・・・・」

     木絵;((はっは―――ん))


       高台家5-7


     和正;((はぁ? 何の会議だよ  そして俺の服はなんだ))

ヨシマサ「賛成の者は挙手を!」

猫、馬、鳥、犬がバッと手を上げた

和正 「え? 何について? え?」

手を上げたみんなの視線に負けて わけもわからずにソロソロと手をあげる和正

ヨシマサ「満場一致で決定だ」


        高台家5-8


     和正;((…んなわけあるか! 何言ってんだこのブタ猫が!
         …あ いや お前が言ったわけじゃないんだった))

     光正;((おまえは最初からそーなんだよ))

     和正;((何言ってんの  俺 ずっと 彼女いたじゃない))

     光正;((一人も続かなかっただろ))   

     和正;((そんなバカなっ あんな…光正さんしか見てない女… それじゃまるで
         俺も10年間 片思いしてきたみたいじゃないか!))

【第6章へ続く・・・】
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