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☆YOU2013年11月号 高台家の人々第8章☆

高台家8-1









高台家8-2


       『コーチ「エアリ!!(すばらしい)」

       自己記録更新! 』





高台家8-3



光正 「おはよう」

浅野 「今回の企画も今日で終わりますね」

光正 「ああ・・・うん」

会話が聞こえてきてふりかえる木絵

     木絵;((あの人・・・やっぱり))

がぃーん とショックを受け 再び泳ぎ始める木絵(妄想で・・・)

浅野 「高台さんも打ち上げに行きますよね」

光正 「え?・・・  ちょっと失礼」

あわてて木絵を探すが・・・

光正 「あ」

     光正;((いない・・・・・・・))

     浅野;(( くそっ!!  あの人のどこがいいの!?))


     光正;((どこがいいか   と聞かれると…  それは偶然だった
         彼女のとんでもない妄想が頭の中に飛び込んで来て
         くだらないけど面白くて… それがいちいち僕のツボにはまって

         彼女がボ―――っとして一人でいるのを見ると
         今度は何だろうとすごく気になるようになってしまった 

         僕は今まで 誰かの心の中を覗きたいと思ったことはない
         勝手に頭の中に入って来るのは仕方ないのでできるだけ聞き流すようにしてきた))


高台家8-4


     光正;((彼女の妄想は面白くて優しいと思う  ただひとつ困った所は
         時々 何かを思いつめて おかしな方向に暴走してしまうことがある
         今も どうしてあんなにむきになって泳ぎ続けてるのか全くわからない

         それにあの二人三脚で指導してるデンマークの男も気に入らない))

光正 「木絵? 今夜は時間ある?」

木絵 「あ・・・・・ えっ…と それが… 今日も…あの 実家に帰るから……」

光正 「・・・・・・・ もしかして 御家族に何かあった?」

木絵 「え!? ちっ…違う!! 何もないよ!! 違うの ごめんね… ごめんなさい… うっ…」

光正 「いや 何もないのならいいんだけど」

     光正;(( う?  
         
          明らかに避けられてるなぁ
          わからない―― 僕が何か気に障ることしたんだろうか
          会いに行って心を読めば その答えはすぐに出るとわかってはいるけど
          それはやはり ルール違反かなと思うし))



一方 木絵の事務所内では・・・

阿部 「え―――? あれから一度もちゃんと話してないの?」

木絵 「あ…ええ なんか…」

阿部 「ど―――して!?」

木絵 「まだ…心の準備ができてないってゆーか」

阿部 「木絵ちゃんさ――   あなたの そのひかえめってゆーか 
    ヘタレってゆーか おっとりしてるとゆーか 覇気がないところね」

木絵 「え?」

阿部 「そういうのって ほほえましい時もあるけど たいていはイラつくよ」

木絵 「え…… たいていイラつくんですか…

阿部 「光正様にあっさり聞いたらどうよ 『浅野さんとはどーなの?』って」

木絵 「そんな・・・ 無理・・・」

阿部 「うじうじしてると めんどくさい女って思われるよ」

木絵 「めんどくさい・・・

阿部 「最悪 本当に彼があの娘に心変わりしそうでも」

木絵 「え・・・え~~~

阿部 「戦うのよ!!

木絵 「た・・・戦う」

阿部 「なにさ 浅野さんなんて ただ ちょっと若くて まあまあ美人ってだけの……
    …まあ 企画部だから そこそこ優秀ではあるんだろうけど…
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

     木絵;((え~~~~~ 黙りこんだ~~~))

阿部 「とにかく!! たまには根性出して他人と戦ってでも 自分を主張しろってことよ!!
    とっても 好きなんでしょ? 高台王子様のこと」

木絵 「それは・・・ そーですけど~~


高台家8-5


     『だけど 私だって 平泳ぎなら負けない!!
      木絵 「種目は何ですか?」
      浅野 「自由形」
      万事休す! 』


木絵 「負けました・・・」

阿部 「はあ?  何考えてんのか知らないけど ケンカしろってんじゃないのよ
    フツーに 彼と一緒にいればいいのよ 彼女なんでしょーが」

木絵 「だって…どうしても悪い想像ばかり頭に浮かんで… 聞くのが怖いんです――
    私…小さい頃から よく… いろいろへんな空想をするくせがあるんです…」

阿部 「だろうね よくボ―――っとしてるもんね」

木絵 「ほんと くだらない空想なんですけど… 私の楽しみで…  でも…」


  高台家8-9

     『 光正 「ほかに 好きな人ができた」 』


木絵 「だから… もう 何も考えたくなくて… ひたすら泳いでるんです」

阿部 「泳いでんの?  
    それは空想とか妄想ではなくて 恋するがゆえに不安で 悪い方に考えてるだけよ」

     阿部;((まったくダメな子ね  しかし めずらしく よくしゃべる))





就業後 立ち寄った本屋で 阿部は光正を見かける

     阿部;((あ 高台王子様だ  ひとりみたいね  ふーん… 王子も立ち読みするんだ))


高台家8-6


     阿部;((そんな人だとは思わないけど…
         もし本当に 木絵ちゃんみたいにいい子をふってあっちに乗りかえるってんなら
         ちょっと怯むほどの嫌みのひとつも言ってやりたいわね))

光正 「阿部さん お疲れ様です」

びくーっとする阿部

阿部 「え!? あ・・・ども お・・・お疲れさま~~」

     阿部;((え!? 私のこと知ってんの!?))

光正 「・・・・・・・」

阿部 「ああ 木絵ちゃんとは たった今 すぐそこで別れたばかりよ
    多分 前の公園にいると思うわよ」

光正 「ありがとうございます」

阿部 「はぁ~~~ そりゃ 不安にもなるわ~~」




公園で光正が見たものは・・・

     木絵;((前から思ってたけど))
     
高台家8-7


光正 「木絵」

木絵 「みっ・・・ 光正さん!?  え・・・ ど・・・どうして?」

光正 「―――あのね 僕は よく 『笑わない人』って言われてたんだ」

木絵 「え? でも…光正さんはすごい笑い上戸でしょう?」

光正 「それは 君と一緒に居るからだよ  何か勘違いしてるみたいだけど
    僕のこと信じて欲しい」

木絵 「・・・・・うん  ごめんなさい」

     木絵;((・・・・・だって 光正さんみたいな 何でもそろった王子様が
         どうして私を?っていつも思ってしまう))

光正 「僕は 他人と深く付き合うのが苦手なんだ 一緒にいたいと思う人は君だけだ」

     木絵;(( え!!? ))

光正 「ずっと 一緒にいたいと思ってる  ずっと一生」

     木絵;(( え~~~~~~っ!! それって… それって… もっ…もしかしてっ))

     
         爆発

       


     高台家8-8

【第9章へ続く・・・】
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