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☆YOU2014年5月号 高台家の人々第14章☆

高台家14-1







茂子 「お母様 」


     高台家14-6


由布子「そうだけど それが何か?」

茂子 「どーして そんな余計なことするの!」

和正 「てゆーか 昨日の今日で素早いな―――」

茂子 「みっちゃんの留守中にこそこそと勝手なことを」

由布子「別にいいでしょ 私は光正の母親なんですから」

茂子 「木絵さんに何を言ったの?」

由布子「あら ご挨拶しただけよ」

     茂子、和正;(( うそつけ ))




    高台家14-7


由布子「高台家は それは由緒ある古い家柄なのです
    その当主の妻となれば 様々な たしなみが必要です」


   高台家14-2


由布子「それだけではないのです
    光正の祖母はイギリスの伯爵家の一人娘ですから あちらの上流社会でのおつき合いもあります
    基本は完璧なキングスイングリッシュを話せることです
    また 文学や演劇への造詣も深くなければならず
    社交ダンス、バレエ、ピアノ、バイオリン、刺しゅう、乗馬にテニスも必須」

木絵 「あ… 中学の時… ちょっとだけテニス部に……」

由布子「英語が話せることが基本だと言っておりましょーが!!
    ねえ 平野さん 私 決して意地悪で言ってるわけではないのよ
    この私でさえ 高台家の嫁の立場で苦労することもあったのですから
    あなたが死ぬほど苦しむことを心配してさしあげてるの」

木絵 「あ・・・はい ありがとうございます」

由布子「そうなれば 光正もつらいでしょう 二人のことを思って言ってるんですよ」

木絵 「あ・・・はい ありがとうございます」


  高台家14-3


     和正;((まったく この母親は・・・))

     茂子;((私たちの天敵だね))

由布子「お部屋にコーヒーを」

メイド「はい」





     高台家14-8


茂子 「きっと 木絵さん お母様の言葉でズタボロになってるよ」

和正 「頭の中 すごいことになってることだろーね」

     茂子、和正;((それは ちょっとだけ 覗いてみたいって気もする))






その夜 木絵は・・・ど―――――ん と落ち込んでいた

     木絵;((やっぱりだ 恐れていたとおり やっぱりこんな日が来た
         そもそも 私なんかに 光正さんみたいな王子様が 突然現れて
         とんとん拍子でプロポーズされるなんて ありえない話だったのに
         最近 調子こいてた・・・

         ダメだ あきらめるしかない
         私みたいな下々の女が 光正さんと結婚なんかしたら
         きっと 日本とイギリスの上流社会で 笑い者になって 光正さんに恥をかかせる
         
         そして 何より 大好きな光正さんのお母さんが 反対してる・・・))


    高台家14-4


     『昨日 ビョーンが死にました

      生きてる間 いいことなんか ひとつもなかった

      死んだ後で悲しむ者もひとりもいません

      一生 彼女がいなかったビョーン 

      一度でいいから おなかいっぱい食べたかったビョーン

      かわいそうな ほとりぼっちの ビョ――――ン 』


木絵 「うわぁぁぁん ビョーン かわいそすぎる~~~~っ
    私より悲しいよ ビョ――――ン」




翌日の会社  出張から帰国した光正が 木絵の職場に行くと・・・

光正 「え  今日休みなんですか?」

阿部 「そーなんですよ 体調が悪いと連絡があったそうで」

光正 「風邪ですか?」

阿部 「さあ・・・ お昼休みに電話したけど 出なかったんです
    昨日はすごく元気そうだったんですけど」

光正 「そうですか」



光正 「どーしたの? 風邪? 僕は空港から まっすぐ会社に来たんだけど
     30分くらいで出られるから すぐ そっちに行くよ」

木絵 「あっ・・・ダメ!! 来ちゃダメっ」

光正 「・・・・・・・   どーして?」

木絵 「・・・・・・・」

光正 「泣いてるの?」

木絵 「わ・・・ 私・・・ もう・・・ 光正さんとは会わない・・・」

光正 「・・・・・・・ なぜ?」

木絵 「どう考えても 私には無理だから…… あなたの側にはいられ…ない…」

光正 「…えーと 何をどう考えたのかは知らないけど 多分 おかしな方向に行ってると思うよ」

木絵 「今まで・・・あっ ありがとう・・・ 光正・・・さんっ・・・ さようなら!! プッ」


      高台家14-5
      あれ ↑13章の表紙の光正様と同じ!?

【第15章へ続く・・・】
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