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☆YOU2014年8月号 高台家の人々第16章

高台家16-1






光正 「日曜日 木絵に会って欲しいんだ」


      高台家16-2


アン 「会う前から 賛成してるわよ」

光正 「え?」

アン 「みっちゃんを見てすぐにわかったわ
    あなたは3人の中でも一番他人と関わろうとしないでしょう
    小さい頃から心の中に壁を作って閉じこもってた
    その壁がいい感じに崩れ始めてるのがわかったからね」

光正 「・・・そう?」

アン 「そうよ まったくろくでもない力を遺伝させちゃって ごめんね」

光正 「何言ってんの 今さら」

     アン;((他人の心なんか読めたりすると 生きにくいわよね
         一緒にいて気疲れしない他人は めったにいない   ・・・まして
         ずっと一緒にいたいと思える人に出会えるなんて 本当に幸運なことよ))

アン 「大事になさいね」

光正 「うん」

     アン;((私は・・・   私も・・・  茂正ァァァァァァ!!))
 
光正 「あ しまった」

     光正;(( おばあちゃん…… ))




そして 日曜日の高台家・・・

光正 「で  何でお前達まで来るんだよ」


   高台家16-3


和正 「なにせ 相手は あの母さんだからね」

茂子 「みんなで協力しなきゃね――――」

光正 「ひま人め」

茂子 「ねっ 木絵さん!」

     木絵;((イギリスの伯爵令嬢のおばあ様とか… どういう人なのか 私には想像もできない))


     『 とりあえず 襟はきっとすごいだろう 』


    高台家16-4


光正 「木絵 あんまり 緊張することないよ 祖母は 気さくな人だから」

茂子 「そうそう 母とは違うよ―――」

和正 「フツーの服着た フツーのばーさんだ」

木絵 「あ うん」

     木絵;((いや~~ 普通にはあんまりいない・・・と思うけど))

茂子 「もともと すっごく元気で明るい人なのよ
    ただ… おじいちゃんが死んでから 今はまだ ちょっと… 沈んでるけどね」

光正 「あれから あまり・・・ 笑わないんだ」

     木絵;((光正さん 本当に心配なのね おばーちゃん子だから……))

光正 「・・・・・・・    遅いな  ちょっとその辺見て来る」

     木絵;((おばあちゃん 笑わない……のか))


     高台家16-5


     『 若き王のおばあさまを 笑かそうと 国中から人が集まりました

       大きな双子も 力いっぱい ネタを披露しました

       が 王のおばあさまは 全く笑いません 』



     高台家16-6


     『 次々に人がくっついて 行列ができて それを見た おばあさまが笑う とうい作戦です

       ネタがスベった大きな双子が うなだれて歩いて来ました

       どんっ  どんっ 』




      高台家16-7



光正 「 おばあちゃん!! 

光正は うずくまっているおばあちゃんを見つけた 

光正 「 どうしたの!? 気分悪い!? 痛いの?

アン 「うっ・・・・・・ ぐっ・・・・・・ 」


     高台家16-8


アン 「ひゃっはっはっはっはっ だははははは
    ああ 痛い!! おなかが痛い!!」

     アン;((あんまり バカバカしいもんだから 久しぶりに 大笑いしちゃったわ))

     和正;((ばーさん・・・ うしろでこっそり聞いてたのか・・・))

     木絵;((え!? この人が!? ))

アン 「あー ごめんごめん」

     木絵;((笑わないんじゃなかったの? 今 爆笑してたような……))


    高台家16-9


アン 「光正の祖母のアンです お会いできてうれしいわ よろしくね」

木絵 「あ・・・はい  あ・・・・・・ はい よろしく・・・ お願いします」

     アン;((おやおや・・・ 話すの苦手そうね))


アン 「光正の母親から いろいろ言われたそうで ごめんなさいね
    由布子さんは 自分の知らない所で結婚話が出たので 面白くなかったのよ
    そういう人なの 仕切り屋さんなのよ
    根は悪い人じゃないのよ 多分『言い過ぎたかも』って思ってるわ 少しはね

    よっしゃ わかった とにかく由布子さんが結婚を認めるようにすればいいのね」

茂子 「そんな 軽く言っちゃって 大丈夫なの?
    お母様ったら みっちゃんに反抗されて 夜叉みたいになってるんだから」

アン 「まったく お前達ときたら 未熟者ね あんなに扱い易い人はめったにいないわよ
    まあ 私にまかせておいて そんなこと朝めし前よ」

     木絵;((おばあさまは やっぱり魔法が使えるに違いない))





翌日の朝

由布子「おはようございます お義母さま  今朝はお早いんですね」

アン 「おはよう  あら 由布子さん そのワンピースとても素敵ね」

由布子「え? ・・・そうですか?」

アン 「あなたって 本当に 何につけてもセンスがいいわよね」

由布子「・・・・・・・ どうも」

     由布子;(( 警戒!     あ! ))

由布子「お義母さま もしかして 光正の… あの平野さんという方にお会いになったんですか?」

アン 「ええ 昨日ね」

     由布子;((やっぱり!!))

由布子「ご意見は無用です! 私を説得しようなど なさらないで下さいね」

アン 「あら もちろんよ 口出しする気なんて 全くないわ」

由布子「そう・・・ですか  それならいいんですけど・・・」

     由布子;(( 警戒!!  警戒!! ))

アン 「ちなみに あなたはどんなお嬢さんがお望みなの?」

由布子「それは… もちろん 光正の気持ちも大事ですけど…
    でも結婚となると つりあいというものがありますから
    それなりのお家柄で 学歴や容姿もつりあわなければお互い不幸ですし
    それに とにかく もっとシャキッとして ハキハキ話せる方じゃないと」

アン 「それじゃ つまり あなたご自身のような方がいいのね」

由布子「え?」

     由布子;((・・・・・・・ 私のような 光正のお嫁さん!?))


    高台家16-10


    由布子;((高台家の長男の嫁として どこに出しても恥ずかしくないほどの
          レディに仕上げる!!

          仕上がるかしら? アレが・・・
          相当困難な道だけど・・・ やりがいはある!!))

マサオ「おはよう のどかな朝だね――――」



茂子 「さすが おばあちゃん! 
    たった あれだけの会話で お母様を恐ろしいほどやる気にさせた」

和正 「まさに 朝めし前だったな」

光正 「ちょっと待て   木絵はどーなるんだ・・・」

     光正;(( おばあちゃん・・・・・・・ ))

【第17章へ続く・・・】
YOU7月号では 高台家の人々は休載でした
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