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☆YOU2014年10月号 高台家の人々第18章☆

高台家18-1






ジ―――――――――・・・


   高台家18-2


光正 「お前のためにわざわざ買って来たのに」

     アン、茂子;(( ・・・・・・・ ))

     アン;((ひまそうねー))

     茂子;((最近 帰るのが早いよねー ))
 
     アン;((お母さんに 毎日木絵さんを取られてるからねー))

光正 「・・・・・・・ まったく 勝手にあんな予定表を送り付けて
    全部に付き合うことないと言ったんだけど」

茂子 「まあ 断れないでしょうね 木絵さんは
    お母様って言いたいことガンガン言う人だから 木絵さんの頭の中どうなってることやら…」

     アン;((ちょっと 覗いてみたいわね))

光正 「・・・・・・・  実のところ もうすでに混乱してる」


ある日 通勤途中で・・・ 

光正 「おはよう 木絵」

木絵 「あ 光正さん おはよう」

     木絵;((グッモーニン ミスター=コーダイ))


       高台家18-3


茂子 「どうやら 英会話が重くのしかかってるみたいね」

光正 「…とにかく 今日は母さんに言って こんなことやめてもらう 木絵がかわいそうだ」


あはははは―――― と笑い声とともにマサオ登場・・・


   高台家18-4


マサオ「女同士ってのは すぐにおしゃべりに花が咲いて すぐに打ち解けちゃうよね」

光正 「・・・うん」

マサオ「寂しい者同士 お父さんのためにそろそろゴルフを始めないか 光正」

光正 「・・・・・・・ ま そのうちね」

アン 「マサオ・・・」

あはははは―――― と笑い声とともにマサオ退場・・・

茂子 「いや~~ あの夫婦は未だに謎だわ」

アン 「そういえば 私が初めて由布子さんに会ったときは
    彼女 マサオに カンカンに腹を立ててたわね」

茂子 「えっ なにその状況? 初めて聞いたわ」

光正 「恐ろしい状況だったんだろ」

アン 「あの二人のいろいろあったのよ」

そこにメイドの声が部屋の外から聞こえてきた

メイド「お帰りなさいませ」

アン 「あら 帰って来たようね」

今度は由布子の声が部屋の外から聞こえてきた

由布子「・・・の時は もっと はっきりとおこたえなさい」

木絵 「あ はい」

茂子 「木絵さんも一緒みたい」

由布子「それから 話す時 言葉の前に『あ』って言うのはおやめなさい」

木絵 「あ はい あ!! あ…すみません あっ…いえ……すみません」

由布子「・・・まったく」

光正 「・・・・・・・」

     光正;((母さん あんなことまで うるさく言わなくても))

母親に文句を言おうと部屋から出ようとした光正だったが・・・


    高台家18-5


木絵 「あ・・・ こんばんは」

茂子 「わあ 木絵さん すごくカワイイ! その着物 とっても似合ってる! 
    ねえ みっちゃん」

光正 「うん」

     光正;((超 かわいい・・・))

木絵 「この着物 お母様からいただいたの」

光正 「・・・え?」

茂子 「お母様が!?」

由布子「私の趣味じゃないから どうせ 箪笥の肥やしだし
    着物がなければ お茶席には出られませんしね」

光正 「だけど ありがとう 母さん」

由布子「私が恥をかくことになるから 差し上げただけで
    あなたたちのことを認めたわけじゃありませんからね」

茂子 「お母様ったら」

光正 「あ―― わかったわかった」

     アン;((由布子さんは また 憎ちゃらしいこと言っちゃって・・・
         実は あれでなかなか面倒見がいいのよね
         そういえば 最初に会った時 カンカンに怒ってたのも 友達のためだったのよね))





1981年 秋 深丸 由布子さんは 名門 私立大学の一年生だった
お金持ちの社長令嬢 わがままで気が強く 美人でぜい沢で派手な女学生だった―――
―――と 思いきや 


    高台家18-6


由布子「あら? どうしたの? 授業は?」

奈緒(友達)「休講ですって」

由布子「なんだ あわてて来ることなかったのね」

奈緒 「今日も朝練?」

由布子「ええ」

奈緒 「えらいわねえ 」

由布子「時間空いてしまったわね」

奈緒 「どうする?」

由布子「コーヒーでも飲みに行きましょう」

奈緒 「あ・・・」

由布子「奈緒さん どうしたの?」

そんな生活を送っていたので 


     高台家18-7


     由布子;((当然 外国人留学生だと思ったけれど 彼は 高台茂正という名の日本人で
           親しい友人からは『マサオ』と呼ばれているそうだ
           わけがわからなかった))


奈緒 「由布子さん 知らなかったの?」

 



初めて話したのは 雨宿りというもっともありふれたシチュエーションだった

     由布子;((あ マサオだ))

マサオ「これを 羽織って下さい」

由布子「いえ 結構で・・・ !! 結構です!!
    あなたっ 下に何も着てないじゃないの!!」

マサオ「いいんだ 君が風邪をひくよりも」

由布子「くだらないこと言ってると 風邪をひくのは明らかにあなたですし
    それに私 人が素肌に着ていた服は着たくありません」

マサオ「ハハハ わかりました 失礼しました」

由布子「何がおかしいんですか?」

マサオ「いえ あなたの話し方 きっぱりしていて素敵だなと思って」

由布子「・・・・・・・ あ―――そうですか」

     由布子;((マサオ へんな人・・・))




由布子、奈緒、他に友達1名と大学の食堂にて・・・

友達 「由布子さん聞いた!? 奈緒さん 高台王子様と付き合うことになったのよ――!!」

由布子「ええ!? 」

友達 「待ち伏せして告白したら 即OKだったんですって!!」

由布子「・・・そう おめでとう」

     由布子;((ふうん そうなの・・・ 奈緒さんは色白で華奢で可愛いし
           性格も優しくておっとりしてるから 目が高いじゃない マサオ))


――――ところが ひと月もたたないうちに

由布子「何ですって!?」

奈緒 「こ・・・高台さん 文学部一年の女子と 経済学部四年の女とも付き合ってるらしいの」

由布子「そんな 馬鹿なことっ 間違いないの? 高台さんが そうおっしゃたの?」

奈緒 「私 たずねたの 誰が好きなのか 正直に言ってって」


マサオ「みんな好きなんだよ 人にはそれぞれ違う魅力があり良い所があるから」


由布子「 何よ それ!! 許せないわ!! 」






奈緒を連れて 高台家のベルをならす由布子―――

アン 「はい」


   高台家18-8

【第19章へ続く・・・】
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