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☆YOU2014年11月号 高台家の人々第19章☆

高台家19-1






      高台家19-2


     木絵;((本物はハリウッドにしかいないと思っていたけれど
         この夫婦こそセレブって感じだなぁ――――
         二人の出会いってどんなだったんだろう))


     『場所は無論 舞踏会  どこに行けばやってるのか見当もつかないけど』


     高台家19-3


     『今までの日々は―――
      孤独な時は―――

      あなたと 
      君と

      出逢うためのものだったのか――― 』



   高台家19-4



アン 「ふふ まあ そういうわけで」


初めて家に来た時の由布子さんはマサオにかんかんに怒ってた

アン 「マサオ 女の子のお友達が二人いらしてるわよ
    ・・・あ とっても怒ってるみたいだから お友達じゃないかも・・・」

マサオ「怒ってる? 何を?」

アン 「こっちが聞きたいわよ」

マサオ「そんなバカな 気のせいだよ ハハハ」

アン 「・・・・・・・」

高台 茂正Jr(マサオ)は小さい頃からいつもニコニコしてる子だった
何かが欲しいとか 何かをしたいとか ほとんど言ったことがなく
といって 我慢してるわけではなく 人に合わせているのが気楽という性格だ


マサオ「やあ いらっしゃい ふたり揃って来てくれるなんてうれしいな」

その日 高台家に乗り込んで来た 深丸 由布子さんは全く正反対で
自分の意志がはっきりしており それが通らないのは我慢できない人だった

由布子「あなたが何人の女性とお付き合いされようがかまいませんけど
    友人の奈緒さんを傷つけるのは絶対に許しません」

マサオ「・・・・・・・え?」

奈緒 「ごめんなさい・・・ お家にまで押しかけて・・・」

由布子「奈緒さんは誠実で純粋で心の優しい人です
    あなたも誠実に対応なさるべきです」


   高台家19-5


おバカのマサオはビシビシたたみかけられて とうとう お友達の方と付き合うことになってしまった

マサオ「わかりませた」



木絵 「え―――― どーしてそうなるんですか?

アン 「ねえ バカみたいでしょ」

光正 「何やってるんだ 父さんは」

アン 「まあ その時はまだ 自分の気持ちに気付いてなかったんだろうけどね」

光正 「それで どうしたの?」

アン 「そんなお付き合いが続くわけないし すぐに別れたそうよ」


由布子「え? 別れた!?

奈緒 「ごめんね 由布子さんがわざわざ家にまで押しかけてくれたのに」

由布子「でもどうして・・・・・   ・・・・・・・・まさか あの男 また他の女性とっ」

奈緒 「あ! あ! 違うの違うの 落ち着いて 
    今回は私の方から言い出したことなの」

由布子「え・・・でも 何故なの?」

奈緒 「なんだかね―― 二人でいても 全然 盛り上がらないのよね――
    高台さんは すごく優しくてステキな人だけど 私に対して恋愛感情はないのよ
    多分これからも・・・・・・   だから・・・・・・」

     由布子;((・・・・・・・・ふーん))

奈緒と別れた後 

マサオ「由布子さん」

由布子「何かご用?」

マサオ「奈緒さんのこと・・・」

由布子「ええ 彼女から聞きました」

マサオ「それで 実は僕・・・・・・」

由布子「言いわけなんてなさらなくてもいいわ
    お二人で話し合って決めた事なら 私が口を出すことはないので」

マサオ「うん・・・いや そうじゃなくて  自分の気持ちに気が付いたんだ
    僕が本当に好きなのは君なんだって
    由布子さん どうか 僕とつき合って下さい」


  パ ン ッ


    高台家19-6


由布子「あなた 奈緒さんと別れたばかりじゃないの!!
    しかも彼女は私の大切な友人なんです!!
    はっきり言って 私は あなたのような人が 一番嫌いです」

マサオ「母からよく言われるんだ
    あなたは 事なかれ主義で 周りに流され易くて自分の意志がない
    それは 優しいようだけど 失礼な時もあるって」

由布子「まさに その通りじゃないですか さすが お母様ね」

マサオ「うん その通りなんだ 当たってる
    だけど僕は めったにないけど 一度自分で決めたことは 絶対変わらない
    君への気持ちは絶対変わらない 何があってもあきらめないから」

由布子「私も 一度口に出した事を撤回したことはないの」

学生達「が―――ん 高台様が告白した―――」

   「あれ告白? 決闘じゃないの」

   「なに あの血・・・ コワっ」

   「平手打ちで あの血はありえない~~~」

   「彼女 テニス部のエースで特にバックハンドが強烈なのよ」

   「なるほど―――」

この公衆の面前での派手な告白はすぐ大学中に知れ渡り
マサオに言い寄る女学生もめっきり少なくなった



光正 「平手打ちで流血・・・・・・」

アン 「でもそれから 卒業までの3年間 そのままの関係だったみたいよ
    友人として仲は良かったんだけど 結局 恋人にはならなかった
    マサオは自分で言ったとおり 何回断られてもあきらめなかったし
    由布子さんもめったなことじゃ 前言を撤回する人じゃないからね
    友達の奈緒さんなど 一ヶ月もしないうちに 新しい彼ができたそうだけど」

木絵 「光正さん 知らなかったの?」

光正 「知らない 初めて聞いた
    そもそも 親のなれそめなんて聞きたいと思わないし」

木絵 「え―― そう?」

アン 「今日は この話 木絵さんに聞いてもらいたかったのよ
    由布子さんには結婚に反対されて 失礼なこと言われた上に毎日ふり回されてるから
    彼女はあれで なかなか一生懸命な憎めない人なのよ
    そういうことを知って悪く思わないで欲しいと思って」

木絵 「そんな・・・・・・」

アン 「でも どうやら 由布子さんのこと 嫌いではないみたいね」


    高台家19-7


アン 「由布子さんもね 
    あなたやマサオのように ボ…おっとり優しい人に がみがみ言うのが実は好きなのよ」

木絵 「あ・・・? でも…あの…お二人は結婚していて 
    こうして光正さんが生まれた…ということは
    結局… お母様の方が 前言を撤回された… んですよね?」

     アン;((遅いわ――――))

アン 「そうよ」

木絵 「そ…それは どんな…状況で」

アン 「どういう状況だったと思う? あの由布子さんが前言を撤回して愛を告白する状況」

光正 「見当もつかないし 聞きたくないよ 別に」

木絵 「・・・・・・・あ もしかして」


    高台家19-8


アン 「当たり! あの二人には もう一波瀾あったのよー フフ」

木絵 「え――――」

【第20章へ続く・・・】
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