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☆YOU2015年2月号 高台家の人々第22章☆

高台家22-1
(ネタバレになります まだ知りたくない方はここでページを閉じてくださいネ)






      高台家22-2


     茂子;(( !! ほほ――――っ  すっかりその気になってるじゃない!))

     光正;((まあね かぼちゃ頭は余計だけど))

     由布子;((そうなると やっぱりフランス製ね しかし着こなせるかどうか・・・))


  高台家22-3


由布子「そういえば あなた 近頃帰りが遅いわね
    お付き合いしてる方がいるなら きちんと紹介しなさい  何なさってる方?」

     茂子;((うへっ 話がこっちに回って来た!!))

クスクス笑う光正

茂子 「そんなんじゃないの 大学の同級生と仕事のことで会ってるだけ
    行ってきまーす」



     茂子;((冗談じゃない  今 お母さんが登場していろいろ口出しされたらだめになっちゃうよ
         『そんなんじゃない』と言ったのは嘘じゃないし・・・    


         半年前 大学入学以来 6年間 仲のいい友人の岸本浩平に好きだと告白した))

浩平 「・・・・・・・ ええ!?  なに なに 何言ってんのお前っ 嘘だろ?」

茂子 「嘘じゃないよ 浩平が三浦さんとつき合うって言った時 自分の気持ちに気が付いたの」

浩平 「いや… なんかとても信じ難い… けど  嬉しい 俺も…
    俺は 最初から お前のこと好きだった」


   高台家22-4


     茂子;((それからは もちろん以前より よく会うようになったんだけど
         食事に行ったり 映画に行ったり 飲みに行ったり
         二人の関係は 友人の頃と何ら変わらない  何ら 進展がない!!))


浩平 「高台  何時からだっけ?」

茂子 「7時半  今6時半」

     茂子;((いや 学生時代より 逆にスキンシップは減ってる気がする))

浩平 「終わるの10時頃かな 先に何か喰う? 腹へってる?」

茂子 「ううん まだ大丈夫」

     茂子;((浩平が 私を好きなことは間違いないし その気がないわけじゃないこともわかってる
         だけど 何かが彼を その先に進ませない
         その何かが 彼の心を覗いてもわからないのは 
         多分本人もはっきりわかってないからだ))

     浩平;((終わるのが10時か))


   高台家22-5



茂子 「浩平 今日は行くのやめよう」

浩平 「え? 何で? お前がみたいって言ったんじゃないか」

茂子 「そーだけど この舞台って忙しいのに無理して行くほど面白くなさそーだし」

浩平 「俺 忙しいって言った?」

     茂子;(( あ・・・ ))

茂子 「なんとなく 浩平の様子見てたらわかるよ―――」

浩平 「お前さ 昔から思ってたけど いろいろ気を回しすぎる
    他人の顔色ばかりうかがって 自分を抑えてる感じがする
    それじゃかえって こっちが気をつかう」

茂子 「顔色なんてうかがってないよ
    浩平だって 忙しいのに何も言わずに無理してつき合ってるじゃない」

浩平 「無理してない 来たいから来たんだ
    それで もし あとで困っても それは自分で決めたことだし 困っていいんだ
    困らせていいんだ」

     浩平;((何 言ってんだ 俺  何 イライラしてんだ))

     茂子;((だって わかっちゃうんだもん 
         浩平が困ってることが 疲れてる 退屈してる 気が進まないことが
         わかってしまうのに わからないふりして自分の思い通りになんてできない
         やっぱり私に 恋人と付き合うなんて無理なのかな))





浩平と別れたあと 木絵の家に立ち寄った茂子

木絵 「いらっしゃい」

茂子 「ゲーキ 買って来た」


茂子 「みっちゃん 相変わらず忙しそうだね」

木絵 「あ うん」

茂子 「あんな 仕事人間と結婚しちゃっていいのォ?」


   高台家22-6



激うまビーフシチューを差し入れたあと 仕事が終わった光正に家まで送ってもらって・・・

木絵 「送ってくれてありがとう かえって邪魔しちゃって
    熱いお茶でも飲んでいって」

光正 「うん ありがとう」

     木絵;((待てよ 部屋すごく散らかってる…
         朝食べたコンビニのざるそば片付けてなかったような…てゆーか
         朝から コンビニのざるそば食べる女って 光正さん的にどうなんだろ))

なんて考えてたら 光正さんが



光正 「木絵 やっぱり帰るよ 明日 早いし」

木絵 「え!? あ・・・帰るの?」

     木絵;((え―― 帰っちゃうの? まだ一緒にいたい ず――っと一緒にいたいのに…
         光正さんは そーでもないのかな…))

て思ってたら 光正さんが



光正 「いや・・・ えーと じゃあ ちょっとだけ」

木絵 「あ うん どうぞ」

     木絵;((『こんな時間だし泊まったら?』 なんて口が裂けても言えないな――
         …… いや 口が裂けるぐらいなら 思い切って言うけど))


    高台家22-7


     『坊主 「笑止! お前の正体 拙僧(せっそう)が暴いてくりょう
          光正様 よく お聞きなされ これが こやつの正体!
          きしぇえええええええええい

      木絵 「ぎゃあああ 下心100%で――――す」 』


光正 木絵の後ろで忍び笑い・・・

・・・なんて くだらない妄想してたら 光正さんが



光正 「・・・木絵 ここ寒いから そろそろ中に入っていい?」

木絵 「あっ・・・ ごめん どうぞ」



   高台家22-8



木絵 「不満なんて …… あ  優しすぎる所・・・かな」

茂子 「あ―― はいはい そーすかー

     木絵;((本当に優しすぎて少し不安になることがある
         光正さんは人の気持ちがすごくよくわかる人だから
         私が傷付いたり 困ったりするようなこと 一度も言ったことがないのよねー
         でも それって 無理してないかな 疲れないかなって心配になることもあって
         たまには甘えたり わがまま言ったりして 困らせられてもいいのに・・・
         なんて ぜいたくよね――))


木絵の言葉で、浩平にも同じことを言われたのを思い出した茂子

  浩平 「困らせていいんだ」


茂子 「・・・木絵さん 私 好きな人がいる」

木絵 「うん・・・ どんな人?」

茂子 「同級生だけど もともと童顔な上に 大学に残ってたりするから
    すごく若く見えて よく『年下の彼』って言われる~~~ う~~~」

木絵 「そーなの」

     木絵;((でもきっと 中身はその人の方がずっと大人なんだろーな
         だって茂子さんて 見かけによらず実は 気が小さくて
         わりと くよくよ悩むタイプのような気がするし
         そういう人が選ぶのは きっとすごく優しくて 包容力があって 強い人だ 多分))





木絵の家を出たその足で・・・

ピンポ――――ン

   高台家22-9



茂子 「邪魔だろーが レポート間に合わなくなろーが いろいろ気にしない!
    離れたくないから 今夜はここにいるって決めたの!!」

浩平 「・・・・・・・ いきなりだな お前  でも すごく嬉しい
    お前って 本音を言わずに いろいろ我慢してるんじゃないかって思ってたから
    俺には もっとわがまま言って困らせていいんだ」

茂子 「浩平・・・」

浩平 「・・・けど 今夜は困る マジで

茂子 「え・・・」

浩平 「実は 親父が突然 田舎から来てて」

浩平の父「浩平――― お父さんはホテルに泊まるけん」


    高台家22-10

【第23章へ続く・・・】
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